佐賀の新鋭・龍谷、CB野崎は経験活かして「最後まで集中力を切らさない」チームに
ゲキサカ / 2019年3月27日 23時47分
本格強化5年目で選手権16強入りを果たした龍谷高のCB野崎将(新3年)は、選手権2回戦で交代出場ながら全国のピッチを経験。元福岡FWの太田恵介監督が「ボールを刈り取る力を持っている」と評するDFは、持ち前のパワーを武器に相手からボールを奪い取り、味方の攻撃に繋げていく。兄は本格強化1年目の世代の主将。今年、チームの守備の中心になることを期待される野崎が、選手権で感じたことや今年の意気込みを語った。
―選手権を経験した一人。
「今年の選手権でちょっと試合に出られて、スタジアムの雰囲気を感じたり、良い経験をすることができた。今年も選手権で全国まで行かないと意味がないので、しっかり全国に出て、経験できたことを活かしていきたい」
―出場した試合を振り返ると?
「周りの空気で緊張したんですけれども、案外伸び伸びとプレーすることができました」
―チームはあと一歩のところでベスト8に進むことができなかった。足りなかったと感じることは?
「失点がアディショナルタイムだったので、集中力の部分で他の強豪校よりかは劣っていたと思います」
―それを学んでの今年
「去年の経験を活かして、『最後まで集中力を切らさない』などしっかりやっていきたいと思っています」
―今年はチームにとってどのような存在に?
「今は、後ろのポジションをやっていて、全体が見えるので、守備の要として全体をコントロールできるようにしていけたらいいなと思っています。声だったり、プレーだったりでチームを引き締められるようなプレーヤーになっていきたいです」
―自分の特長は?
「ラインコントロールなどのコーチングの量と、対人にも自信があります。あとはヘディングと球際です」
―憧れの選手は?
「もう引退しているんですけれども(元イタリア代表の)ガットゥーゾ選手とか、ファビオ・カンナバーロ選手です。カンナバーロ選手はがっちりしていて、守備が強い。ガットゥーゾ選手は勢い、気合の部分。自分も気合むき出しでガツガツやっています」
―ハードワークは龍谷の伝統。それへのこだわりがある。
「みんなが連動して、連続してボールを奪い切る部分や球際の部分は強みなので、自分たちもそこをしっかりとやっていきます」
(取材・文 吉田太郎)
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