35歳の“皇帝”長谷部が語るリベロ論「ベッケンバウアーと僕は違う」
ゲキサカ / 2019年3月29日 15時13分
フランクフルトに所属するMF長谷部誠は自身のキャリアにおいて最高のシーズンを過ごしている。35歳にして迎えた最盛期。昨年のロシア・ワールドカップ後、日本代表を引退した長谷部は現在のリベロというポジションが自分に最も合っていると語った。『フスバール・ニュース』が伝えている。
「リベロとしてプレーすることはとてもやりやすいです。もう毎試合13kmも走ることはできないので。もう35歳ですよ」。長谷部は経験を生かした適切な判断でリベロとしての役割を完璧にこなし、ほとんどミスをしない。
「僕には経験がありますし、目でプレーすることも多いです。つまり試合を読んで、他の選手たちとたくさんコミュニケーションをとるんです」
「このポジションでは試合をどう組み立てるかが非常に重要です。リベロがほとんどすべての攻撃の始まりなので」。攻撃の起点となる鋭い縦パスを通し、ビルドアップでも存在感を見せる長谷部は、GKの前での守備についても「4バックだとセンターバックもたくさん走る必要があります。リベロはもっと試合を読まなければならないし、視野を広くもって賢くプレーしなければならない。経験がとても重要になってきます」と説いた。
2016-17シーズンに長谷部がリベロを務めた試合でチームが敗れていなかったことから、現地ではフランクフルトの“カイザー”と呼ばれるようになった。カイザーは皇帝を意味する元西ドイツ代表のフランツ・ベッケンバウアー氏の愛称だ。だが長谷部は『シュポルトビルト』に対し、リベロとしての役割の違いを語っている。
「ローター・マテウスやフランツ・ベッケンバウアーのリベロのやり方は知っていますが、彼らと僕のプレーは違います。彼らはドリブラーで、多くのゴールを決めています。それは僕にはできないことです(笑)」
●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
長谷部誠がフランクフルトで指導者キャリアをスタート! U-21チームのコーチに就任「新たな挑戦を楽しみにしている」
ゲキサカ / 2024年7月12日 7時27分
-
なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果
REAL SPORTS / 2024年7月10日 2時34分
-
途中出場続くスペインFWオヤルサバル、サブとしての献身に意欲「彼らを最高のレベルまで押し上げる」
超ワールドサッカー / 2024年7月3日 17時57分
-
スパーズ加入のグレイが新天地で第一声…移籍決断背景に家族全員が愛する存在あり
超ワールドサッカー / 2024年7月2日 22時33分
-
9連戦中に川村・野津田が移籍…ボランチ経験も重ねた広島23歳MF東俊希「次は僕が背負っていかないといけないという責任感が生まれた1か月だった」
ゲキサカ / 2024年6月30日 13時42分
ランキング
-
1北勝富士が初白星 朝乃山の負傷を土俵下で目の当たりにし「僕も膝をケガをしている身として鳥肌が立った」
スポーツ報知 / 2024年7月17日 20時50分
-
2「いつもなんですよ」楽天・今江監督の疑問から日程を確認すると…西武戦なぜ週末ばかり?
スポニチアネックス / 2024年7月18日 8時2分
-
3オリ・中嶋監督「現時点で1番弱いんじゃないですかね」 ここ6戦で零敗4度「どれだけ必死にやって…」
スポニチアネックス / 2024年7月17日 21時29分
-
4「面識のない女性を3対1で…」性的暴行で逮捕・佐野海舟容疑者「社会を知らない」と危惧していた父…直前に「プライベートも楽しむ」“意味深”投稿
NEWSポストセブン / 2024年7月17日 19時23分
-
5《オールスターで特大HR》大谷翔平の妻・真美子夫人、ドジャース奥さま会で“目立たないように…” 集合写真では前列中央から“後列の端のほう”に立ち位置移動
NEWSポストセブン / 2024年7月18日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)