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鳥栖から日本を代表する選手に…福田晃斗「上位を目指せるチームに」

ゲキサカ / 2019年3月30日 13時46分

鳥栖の好守の要になっているMF福田晃斗

[3.29 J1第5節 横浜FM0-0鳥栖 日産ス]

 サガン鳥栖は敵地で横浜F・マリノスと0-0で引き分けた。シュート数は横浜FMの18本に対して5本。ただ前線から激しくプレスをかけて、セカンドボールを拾ってチャンスにつなげるなど、鳥栖らしさを十分に感じさせた試合でもあった。MF福田晃斗も「今の順位を考えても、アウェーで勝ち点1を取って帰るというのは大事だと思うので良かった」と振り返った。

 昨季のホーム最終戦で得た好感触が、意識の中であったのだという。昨年11月24日、ホームに横浜FMを迎えた鳥栖は前半で1点のビハインドを背負ったが、後半26分にFW金崎夢生、同33分のFWフェルナンド・トーレスのゴールによって逆転勝利を飾った。その試合で「ハマった」という感覚を持ったという福田。「相手は監督2年目で洗練されていて、やり辛さはあったけど、うちがいいプレスをかけて、前から奪えていた」。無得点で終わったことについての反省は語ったが、「チームとして共通認識でやれていた」と手ごたえも話した。

「トーレスの不在?誰が出てもその人の特徴にあったサッカーをすればいいと思うし、シーズン通して怪我人が出るのは当たり前だと思うので、そこはあまり気になりませんでした。守備に関しても最初の方、特に開幕戦は4失点していたので、連続無失点はプラスに考えたい。サポーターの方々からしたら、つまらない試合だと思うかもしれないけど、今は一つひとつ上げていくしかないと思っています」

 ルイス・カレーラス監督の下でポゼッションサッカーへの転換を目指す鳥栖だが、急激な変化でバランスを崩し、チームの成績が落ちてしまっては意味がないと客観視する。「よく鳥栖はポゼッションをしながら攻めるスタイルに変わるんじゃないかと言われていたと思うけど、そういうプレースタイルでやっていなかったので、少しずつトライしていくしかない。でもトライし続けて、J2に落ちてしまったら意味がない。現実的にJ1に残って、上位を目指せるチームになっていかないといけないと思っています」。

 鹿屋体育大から入団して5年目。2年目に完全にレギュラーを獲得すると、これまでJ1通算92試合に出場。区切りの100試合出場も間近に迫っている。16年に福岡出身のタレント大戸千絵さんと結婚。翌年には第1子となる長男も授かった。三重県出身だが、九州地方、鳥栖への愛着は増すばかり。活躍して鳥栖の選手として日本を代表する選手になりたいという思いを強くしている。

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