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諦めなかったリバプール、トッテナムから価値ある勝利!終了間際のOGが決勝点に

ゲキサカ / 2019年4月1日 2時29分

リバプールがトッテナムを撃破

[3.31 プレミアリーグ第32節 リバプール2-1トッテナム]

 プレミアリーグは31日、第32節を行った。アンフィールドではリバプールとトッテナムが激突。試合終了間際のオウンゴールにより2-1でリバプールが勝利した。

 勝ち点76で2位につけるリバプールと、同61で消化試合が1つ少ない3位トッテナムによる上位対決。10試合無敗(6勝4分)のリバプールは、MFジョーダン・ヘンダーソンとMFジェームス・ミルナー、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムで中盤を形成し、前線にはFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネの3人が入った。

 ベンチ入り禁止処分によりマウリシオ・ポチェッティーノ監督がスタンド観戦のトッテナムは、現在4試合白星なし(1分3敗)。先発にはFWハリー・ケインとMFルーカス、MFデレ・アリ、MFクリスティアン・エリクセンらが入り、5試合ぶりの白星を目指した。

 試合は強豪クラブ同士らしく、ともに気持ちの入ったプレーが目立つ。そんな中、スコアは早々に動いた。前半16分、ヘンダーソンが左サイドに大きく展開し、DFアンドリュー・ロバートソンが左足でアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだフィルミーノがヘディングシュートを叩き込み、リバプールが先制に成功した。

 先制により勢いに乗るリバプールに対し、トッテナムはケインやエリクセンといったキーマンになかなかボールが入らず、攻撃の形を作ることができない。前半33分には、エリクセンのリターンを受けたデレ・アリが遠い位置から鋭いミドルシュートを放ち、揺さぶりをかけたが、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 後半の入りが良かったのはトッテナム。前半とは打って変わって、PA内までボールを持ち込めるようになると、11分に決定機。PA左でパスを受けたケインが縦に仕掛けて左足で鋭いシュートを蹴り込む。GKアリソン・ベッカーが弾いたボールにエリクセンが詰め、右足を振り抜いたが、カバーに戻ったロバートソンのブロックに阻まれ、チャンスを逃した。

 トッテナムは後半24分、DFダビンソン・サンチェスに代えてFWソン・フンミンを投入。最終ラインを3バック→4バック、前線を2トップ→3トップに変更すると、この策が奏功する。25分、ハーフェーライン付近でファイルを受けたケインがクイックリスタート。大きく右サイドに展開すると、DFキーラン・トリッピアー、エリクセンとつないでルーカスが右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。

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