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トゥールーズ昌子源がフランス王者・パリSGに挑むも…ムバッペの技巧弾に屈する

ゲキサカ / 2019年4月1日 5時56分

FWキリアン・ムバッペが今季リーグ戦27得点目を挙げた

[3.31 リーグアン第30節 トゥールーズ0-1パリSG]

 フランス・リーグアンは31日に第30節を行った。日本代表DF昌子源が所属するトゥールーズはホームでパリSGと対戦し、0ー1で敗戦。昌子は4バックの右CBでフル出場した。

 代表戦から帰還した昌子はさっそく先発出場し、デビューから公式戦12試合連続出場を継続させる。対するフランス王者・パリSGは負傷のFWネイマール、FWエジソン・カバーニ、MFアンヘル・ディ・マリア、MFユリアン・ドラクスラーらを欠き、ベンチにはフィールドプレーヤーが4人のみという緊急事態で、FWキリアン・ムバッペとFWエリック・マキシム・シュポ・モティングが攻撃を牽引していった。

 トゥールーズは前半をスコアレスでしのぎ切る。昌子はフランス王者と初対戦。20歳ムバッペとの対峙ではピッチに足を取られる場面もあったが、強力攻撃陣相手に0-0のまま45分を耐えきった。

 後半からはトゥールーズもチャンスをつくる。後半7分、FWヤヤ・サノゴがゴール前に抜け出して右足シュートを放つが、GKアルフォンス・アレオラの体を張ったセーブに阻まれる。一方、パリSGも同14分、右サイドからのクロスをファーサイドのムバッペが豪快なジャンピングボレー。昌子にコースを消されたことで、ボールはゴール外にはずれた。

 パリSGは後半17分から29分までに交代3枠を使い切る。DFマルコ・ベッラッティやDFチアゴ・シウバ、FWムサ・ディアビを投入した。すると直後の同29分に先制する。右サイドからDFティロ・ケーラーがクロスを上げ、ムバッペがゴール正面のPAライン上でワントラップ。体勢はそのままに右足を素早く振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 主戦力が少ないパリSGだが、得点ランクトップを走るムバッペの今季リーグ戦27得点目で1-0の勝利。2位リールと勝ち点20差のまま首位を独走している。トゥールーズは3試合ぶりの黒星となったが、順位は14位から変わらず。7日の第31節ではバヒド・ハリルホジッチ監督率いるナントと対戦する。
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