[船橋招待U-18大会]現状は「ホンマに全然」。徳島ユースMF森田凜はU-17代表やトップで感じた基準に近づく
ゲキサカ / 2019年4月1日 23時30分
[3.30 船橋招待U-18大会 國學院久我山高 3-1 徳島ユース タカスポ]
「できることもあるっちゃあるんですけれども、代表とかトップチームに行かせてもらって、できんことの方が、通用せんことの方がまだまだ多くて、課題が見つかる部分が多くて、『ホンマに全然』というのが今の印象です。まだ自信を持って言える特長はないです。課題はパスの質、スピード、一個一個の責任感、強さ……足りないものばっかりです」
徳島ヴォルティスユースのU-17日本代表候補MF森田凜(新3年)は現在の自分の力についてそう分析していた。「敵を怖れない選手」を目指して技術と駆け引きを磨く徳島の中で、179cmの技巧派MFは特に目立つプレーヤーだ。
國學院久我山高戦では「位置的優位」なポジションを見つけてボールを引き出すと、前方のスペースへ前進してチャンスメーク。ただし、本人は攻撃のスピードを上げすぎてチームを間延びさせてしまっていることを反省し、その点は倉貫一毅監督からも指摘されていた。Jリーグで477試合に出場している倉貫監督からの指摘、基準は世界を見据えてのもの。一つ一つが自分の将来のためになると信じている。
「倉貫さんが言ってくれることは深いし、色々と考えさせてくれる。世界基準で倉貫さんは話してくれる。今、上手くいかないことの方が多いですけれども、続けていったら、将来的に良い方向に行けるなと思います」
3月にはU-17日本代表候補合宿に参加。タレントたちの中で自分のサッカーに対する取組む姿勢の甘さを痛感した。「日頃の練習から自分が高い意識でやっていると思っても、やっぱり全然みんなの方が高かったので練習からやっていきたいと思います」。トップチームや同世代のトップレベルの基準を知った森田はそれに近づき、越える努力をする。
個人的に好きな選手は「ああいうボールの持ち方、剥がし方をしたい」という理由でスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ。また守備面はブラジル代表MFカゼミーロを参考にしているという。長身MFは高いレベルから学び、改善しながら、自分の目指す基準へ。そして、「自分的にはトップデビューしたいと思っている。あとユースをプレミア参入戦で勝たせる」という今年の目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)
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