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[船橋招待U-18大会]2列目の「フィニッシャー」東福岡MF國府田はプレミアで勇気と決断力を持って「2桁」に挑戦

ゲキサカ / 2019年4月2日 23時23分

東福岡高MF國府田駿がPAへ切れ込む

 新人戦福岡県大会では3試合連続先制ゴール。東福岡高(福岡)MF國府田駿(新3年)は今年、要所でゴールを決めている印象だ。

「誰かが下りて空いたスペースに抜け出したり、スペースを見つけたり、チャンスを逃さないというのは自信があります。自分はビルドアップよりもゴール前で仕掛けることの方がストロングポイント。その方が自信を持って仕掛けられるし、それが多分ゴールを獲れる要因だと思います」というMFは、第24回船橋招待U-18大会初日も帝京長岡高との初戦で先制ゴール。試合は後半の失点によって引き分けに終わったが、ゴール前で一つ怖さを発揮して見せた。

 今年、選手たちは昨年に比べて個の力が無いと言われているのだという。「自分たちも焦っていて、それでチームとしてボールを回して行こうという話になっている」と國府田。徐々に個々の良さも発揮できるようになってきている中、トップ下候補の國府田は自信を持っているゴール前でスペースを見つける力と、そこへ割って入る力でゴールをもたらしている。

 ただし、本人は「(東京Vユースとの)2試合目も大事なところで外してしまって、チームの課題も決定力だと分かって、やっぱりそこで決めきれる勇気とか決断力とかが欠けているかなと思います」。勇気、決断力を持ってプレーすれば、もっと獲れると考えている。

「チームにとって欠かせない存在になって、チームが辛い時や厳しいゲームとかで1点取り切る選手になりたいです」という姿になるためには、今後も結果が必要。チーム内の厳しい競争を勝ち抜いて欠かせない存在になるためにも、自分の役割を果たさなければならない。4月7日に初戦を戦うプレミアリーグWESTでは「2桁は獲りたいです」と宣言。勇気と決断力を持って目標に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)

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