[船橋招待U-18大会]兄は3年連続10番の名手、京都橘FW梅津は違う武器で勝負
ゲキサカ / 2019年4月3日 12時16分
「尊敬している」兄とは違う武器で勝負する。京都橘高(京都)のFW梅津倖風(新3年)は、優勝した第24回船橋招待U-18大会で活躍。市立船橋高戦で決勝点を決めたほか、前線で高さや推進力ある動きを見せていた。
兄のMF梅津凌岳(現東洋大)は1年時から3年間京都橘の10番を背負った選手でJ1クラブの練習参加も経験していたタレント。技巧派MFだった兄に対し、梅津は「お兄ちゃんは上手い。タイプは違うので参考にはならないけれど、尊敬はしています。自分は変わらず、自分のストロングポイント、ヘディングを活かしてやるだけです」と180cmの高さを活かしたプレーで勝負するつもりでいる。
東京Vユース戦では相手の190cmCB佐古真礼(新2年)に競り勝つことができず、苦戦。それでも彼が交代した後半は競り勝つシーンを増やしてチームに良い流れをもたらし、勝利に貢献した。足元が器用なタイプではないかもしれないが、強みを発揮。周囲を活用しながら、ゴールを目指して結果も残した。
その梅津について、米澤一成監督は姿勢、取り組みの変化を口にしていた。本人も最高学年になったことで「責任感はちょっと感じています」と微笑。前線の先発争いはU-17日本代表候補FW西野太陽(新2年)やFW梅村脩斗(新3年)ら熾烈だが、梅津は「橘は上手い選手が多いし、次の1年生も見た感じ上手い選手が多かった。でも3年生のプライドとして絶対に勝ちたい」。
兄はインターハイこそ8強を経験しているが、選手権は3年連続で初戦敗退。弟はゴール数やチームに貢献するプレーを増やしてより信頼を勝ち取り、「尊敬している」兄を越える結果を残す。
(取材・文 吉田太郎)
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