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バルサとの勝ち点差広がる…レアル、上位対決落としてジダン体制初黒星

ゲキサカ / 2019年4月4日 6時26分

ゴールを喜ぶバレンシアの選手を背に、肩を落とすFWカリム・ベンゼマ

[4.3 リーガ・エスパニョーラ第30節 バレンシア2-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは3日、第30節を各地で行い、レアル・マドリーがバレンシアに1-2で敗れた。ジネディーヌ・ジダン監督は就任3試合目で初黒星。今節では首位バルセロナが引き分けに終わり、詰め寄るためには絶好機だったが、反対に勝ち点差は13に広がった。

 ジダン監督は前節の最下位ウエスカ戦で自身の次男であるGKルカ・ジダンを先発に抜擢。2失点を喫しながらも最終盤にFWカリム・ベンゼマが決勝ゴールを決め、辛くも新体制2連勝を果たした。今節はGKケイラー・ナバスが先発に返り咲き、敵地での上位対決に臨んだ。

 ところが試合は前半35分、バレンシアが先制に成功する。MFダニエル・パレホの左コーナーキックはK・ナバスが弾いたが、こぼれ球を受けたFWゴンサロ・ゲデスがMFカルロス・ソレルとのワンツーでエリア内に攻め込み、右足を一閃。ボールはファーサイドに吸い込まれていった。

 1点ビハインドで迎えた後半、ジダン監督は2試合連続ゴール中のMFイスコを筆頭にFWガレス・ベイル、FWマリアーノ・ディアスを立て続けに投入。ところが同38分、バレンシアはパレホの左CKからDFエセキエル・ガライがヘッドで叩き込み、リードを2点に広げた。

 レアルは後半アディショナルタイム1分、DFマルセロのクロスに反応したDFセルヒオ・ラモスが倒され、一度はPKの判定が下されたが、オフサイドがあったとして取り消し。同3分にはベンゼマが一矢報いる得点を挙げるも、反撃はそこまで。両者の勝ち点差は11に縮まった。
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