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[MOM2830]磐田U-18MF野中悠翔(2年)_残り5分から出場…ラストワンプレーで劇的決勝弾

ゲキサカ / 2019年4月7日 1時40分

決勝点を奪ったジュビロ磐田U-18MF野中悠翔(12)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.22 高円宮杯プレミアリーグEAST第1節 市立船橋 1-2 磐田U-18 AGFフィールド]

 ゴールが決まって歓喜の輪が広がると試合終了のホイッスルが吹かれた。まさにラストプレーだった。最後のチャンスを得点へと結び付けたジュビロ磐田U-18MF野中悠翔(2年)は、チームに勝ち点3をもたらした。

 野中に出番が巡ってきたのは1-1で迎えた後半40分だった。MF宮下岬(3年)に代わってピッチに送り込まれると、左サイドハーフの位置に入る。「相手のSBが速いというのは分かっていて、めっちゃ緊張していた」ようだが、後半アディショナルタイムに大仕事をやってのけた。

 FW渡邊翔那(2年)のパスからFW池端今汰(2年)が右サイドを駆け上がると、逆サイドから野中が猛然と駆け上がり、PA内でパスを呼び込む。「今汰が良い抜け出しをして最後マイナスにくれた。自分はフリーだったので、ふかさないようにしようとインサイドで蹴った」と左足で合わせたシュートでネットを揺らし、劇的な勝ち越しゴールを記録した。

 残り時間わずかという状況で生まれた得点にチームも勝利を確信。「ベンチの皆も喜んでいて、このチームの一体感を感じられた」と仲間と喜びを分かち合うと、勝利を告げるホイッスルが吹かれた。

(取材・文 折戸岳彦)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

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