[MOM2831]愛媛U-18DF谷岡昌(3年)_名古屋U-18を完封!プレミアの舞台で発揮した予測力と対応力
ゲキサカ / 2019年4月8日 16時3分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.6 プレミアリーグWEST第1節 名古屋U-18 0-2 愛媛U-18ヤンマーフィー]
180cmの長身だが、本人が「ガタイが良い訳でもない」と首を振るように、飛び抜けた高さや身体能力を持っている訳ではない。まともに相手とぶつかった際でもボールを奪い切れないことがあるという。それでも、「予測して相手の持ち方や、目線で奪うことを武器にしてきた」愛媛FC U-18DF谷岡昌主将(3年)が、V候補・名古屋U-18の攻撃をシャットアウト。自分の強みを発揮して愛媛の開幕戦勝利に大きく貢献した。
3バックの中央に入った谷岡は、相手のスルーパスを読み切ってインターセプト。また、クロスや仕掛けに対する準備も良く、簡単には決定打を打たせなかった。ハイライトは2-0で迎えた後半10分のプレー。名古屋FW光田脩人(2年)がループパスで抜け出すと、彼はいち早くゴールのカバーに入った。勇気を持って飛び出したGK草野真人(3年)の頭上へシュートを打たれたが、ゴールライン手前の谷岡が余裕を持ってクリア。名古屋を勢いづかせなかった。
谷岡は試合後、「自分は3枚の真ん中にいるので、こういう危険なところを自分が潰さないといけないと思っています。GKのカバーもしなければいけない。危険なところをきょうは潰せたかなと思いました」と納得の表情。そして「(自分の武器が)このプレミアで通用するかと思っていたけれどきょうはできたと思います」と胸を張っていた。
元々ボランチを務めていた谷岡は、攻撃の起点にもなっている。ただし、この日の攻撃面については落ち着いて相手を見ることができなかったと反省。そして、「冷静に見るということと、ルーズボールでしっかり身体を入れてキープしたり、守備で完全に潰し切ること。あと、全員を動かして、リーダーシップを取っていけたらいい」とより高いレベルに自分を引き上げることを誓っていた。
今年の目標は「(トップチームに)上がれるくらいの実力をこの一年でしっかりつけること」。この日の完封勝利で自分の予測力や対応力に自信を得たDFリーダーが、欲を持ってさらなる成長を目指す。
(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集
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