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堂安はフル出場…フローニンゲン、“ジョーカー”の2戦連発で2連勝

ゲキサカ / 2019年4月7日 4時38分

フローニンゲンMF堂安律

[4.6 エールディビジ第29節 フローニンゲン1-0エクセルシオール]

 オランダ・エールディビジは6日に第29節を開催し、MF堂安律とDF板倉滉が所属するフローニンゲンがエクセルシオールをホームに迎え、1-0の完封勝利で2連勝を収めた。堂安は先発フル出場を果たし、ベンチスタートとなった板倉に出場機会は訪れなかった。

 フローニンゲンは前半4分に堂安からチャンスが生まれる。右サイド深い位置でボールキープすると、対面する相手の股を抜くパスをPA内に走り込んだDFデヨファイシオ・ゼーファイクへと通す。ゼーファイクの折り返しからFWカイ・シーハイスがフリーになるが、ダイレクトで狙ったシュートは枠上に外れてしまう。さらに同27分には相手のクリアミスに反応した堂安が、PA内から左足ボレーを放ったものの、相手選手にブロックされてネットを揺らすには至らなかった。

 押し込む時間帯が長かったフローニンゲンだが得点を奪えずに前半を0-0で折り返すと、後半の立ち上がりはエクセルシオールにゴールを脅かされる場面を作られながらもGKセルヒオ・パットの好セーブなどでしのぐ。すると同14分、FWパウル・グラドンとDFジャンゴ・ワーマーダンを同時投入して状況を打開しようと試みる。

 後半23分にはシーハイスのパスをPA外で受けた堂安が左に持ち出して左足でゴールを狙うが、ボールはわずかにゴール左に外れた。しかし同31分、左サイドからDFアミール・アブサロムが送ったボールをPA内で受けたグラドンが鋭い反転から右足シュートを突き刺し、フローニンゲンがついに先制に成功。グラドンは2試合連続で途中出場でのゴールを記録することになった。

 その後、フローニンゲンに追加点こそ生まれなかったものの、エクセルシオールの反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。
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