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[プレミアリーグWEST] “苦手”C大阪U-18を攻略!タフなゲームで走り続けた東福岡が開幕白星!

ゲキサカ / 2019年4月8日 16時7分

 そして、守備の時間が増えたC大阪は、サイドからラストパスにまで持ち込まれていた。それでも、CB小澤希海(2年)や左SB松本健将(2年)らDF陣がゴール前で見せていた責任感の強さはさすが。彼らは相手のシュートコースを切り続け、ラストパスを必ず身体に当てて危険なシュートを打たせない。

 だが、後半15分にMF遠藤貴成(2年)とFW岐部総志郎(3年)を同時投入して仕掛けのテンポを上げた東福岡がC大阪ゴールをこじ開ける。後半28分、東福岡は敵陣でボールを奪い返した荒木がMF上田瑞季(2年)へパス。そして、中央の上田がDFのマークを外して右前方のMF國府田駿(3年)へボールを通す。最後は縦へ持ち出してDFをかわした國府田が、右足シュートをゴールに突き刺し、待望の先制点をもぎ取った。

 その後もサイドからの崩しでゴール前のシーンを作り出した東福岡は35分、左中間でボールを持った上田が強引にPAへ潜り込んで左足シュートを打ち切る。GKに弾かれたボールを岐部が1タッチで押し込んで2-0とした。

 C大阪も反撃するが、東福岡は荒木が身体を投げ出してボールを奪うなど、相手をゴールに近づけない。國府田が「運動量とかヒガシの方が多くて走りきれたと思います」と振り返り、C大阪の海本監督も「良い選手が多くて、走れるチームだと思いました」と評した東福岡が後半のシュート数12対2で走り勝った。

 東福岡の森重監督は「相手が苦手なセレッソでしたし、開幕戦を獲れたことは今後に向けて大きい」と語り、國府田も「始まる前はセレッソが格上だと思っていて、開幕戦ということもあって勝てば、本当に流れに乗れると思っていた。勝てて嬉しいです」と笑みを見せた。18試合のタフで長いリーグ戦は始まったばかり。昨年からの経験者が少なく課題もある東福岡だが、今後へ向けて選手たちの自信になる試合内容と勝ち点3となった。

(取材・文 吉田太郎)●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

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