[MOM2835]清水ユースMF青島太一(3年)_「トップに呼ばれても力になれるように」“3冠世代”を導く2発!!
ゲキサカ / 2019年4月7日 23時15分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.7 プレミアEAST第1節 浦和ユース0-2清水ユース AGFフィールド]
“3冠世代”のテクニシャンが違いを見せつけた。清水エスパルスユースMF青島太一(3年)は2016年、清水ジュニアユースが全国3大タイトルを総なめした時の主力メンバー。時は流れて高校最高学年となった今季、最初の公式戦である高円宮杯プレミアリーグEAST開幕節で全2得点を挙げ、2019年のスター候補に名乗りをあげた。
「中学の時から3冠と言われていて、みんな気にしていることは気にしているけど、そういうのはすべて『勝つ』という気持ちに変えてプレーできると思う。ゴール前で簡単にシュートを打たせなかったり、ゴール前で点を取ったりして、『勝つ』という気持ちがある。そういう『勝ち切る』という気持ちが大事になる」(青島)。
清水ジュニアユースは2016年、中学3大タイトルとされる春のJFAプレミアカップ、夏の日本クラブユース選手権(U-15)大会、冬の高円宮杯全日本ユースU-15選手権のすべてで優勝。サッカー王国の威信を全国に知らしめた。当時の3年生が現在の高校3年生。9人が現在も清水ユースに所属している。
これらの選手たちは下級生の時から出番を掴み、昨季は日本クラブユース選手権(U-18)大会の16年ぶり優勝、Jユースカップ準優勝に大きく貢献。そうして迎える今季はいよいよ最上級生となり、「全タイトルを取る気持ちでやっている」(青島)と高校年代でも黄金世代の称号を得ようとしている。
その出世頭とも言える青島はこの日、浦和ユースとのプレミア開幕戦で宣言どおりの結果を残した。まずは前半17分、右サイドを駆け上がったMF青島健大(2年)のダイレクトパスに反応すると、向かってくる相手をワントラップでかわしてシュート。GKの動きを冷静に見抜いたファインゴールで先制点を導いた。
「来ていたのが分かっていたので、ファーストタッチで入れ替われると思ったし、ファーストタッチで『勝ったな』と思った」。
さらに1-0で迎えた後半36分、今度は中学時代からコンビを組んできたFW山崎稜介(3年)との連係からゴールを射抜いた。「目指しているのは滝選手(FW{{滝裕太)))。背も同じくらいでプレーも似ているし、ドリブルだけじゃなくシュートもできる」。そう仰ぐ先輩がJの舞台で見せたプレーを思わせるようなワンタッチゴールだった。
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