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アーセナルが完封負けで7試合ぶり黒星…エバートンは急遽出場DFが値千金V弾

ゲキサカ / 2019年4月8日 0時4分

急遽出場のフィル・ジャギエルカが決勝点

[4.7 プレミアリーグ第33節 エバートン1-0アーセナル]

 プレミアリーグは7日に第33節を行った。アーセナルは敵地でエバートンと対戦し、0-1で敗れた。

 11日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝のナポリ戦を控えているアーセナルは、1日のニューカッスル戦(2-0)から2人を変更。MFアーロン・ラムジーとFWアレックス・イウォビに代わってMFモハメド・エルネニーとMFヘンリク・ムヒタリアンを起用した。

 熾烈なトップ4争いの渦中にあるアーセナルは、勝てば3位に浮上する。しかし、先制点はエバートンに生まれる。前半10分、左サイドからDFリュカ・ディーニュがロングスローを投げ込むと、DFフィル・ジャギエルカが頭でフリック。こぼれたボールを自ら押し込んで先制点を奪った。

 当初、エバートンはDFマイケル・キーンが先発に名を連ねていたが、体調不良により急遽ジャギエルカが出場。キーンの状況は心配だが、ジャギエルカが見事起用に応えた。

 なかなかリズムよく攻撃を仕掛けることができないアーセナルは、後半開始からDFセアド・コラシナツとエルネニーを下げ、ラムジーとFWピエール・エメリク・オーバメヤンを投入。3バックから4バックにシステムを変更し、右WBだったエインズリー・メイトランド・ナイルズが1列下がった。

 ラムジー投入、システム変更により攻撃のテンポが上がり、アーセナルの押し込む時間が続く。後半26分、左サイドでラムジーのロングパスを受けたムヒタリアンが中央へカットイン。PA左手前から右足を振り抜いたが、わずかにゴール右に外れた。

 すると、直後の後半27分、エバートンはカウンターからFWリシャルリソンが持ち運び、PA右から中央に折り返したボールをMFギルフィ・シグルドソンが右足で合わせる。味方が相手を引きつけ、空いたスペースに飛び込んで放ったシュートだったが、GKベルント・レノの正面を突き、チャンスを逃した。

 後半29分には、MFメスト・エジルに代えてイウォビを入れたアーセナル。せめて追いついて勝ち点1を得たいところだが、終盤は守る時間が長くなり、最後まで得点を奪うことができなかった。試合は0-1のままタイムアップ。アーセナルは序盤の1点に泣き、7試合ぶりの黒星を喫した。
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