PK献上の横浜FM遠藤渓太「取り返そうという気持ちが空回した」
ゲキサカ / 2019年4月13日 23時40分
[4.13 J1第7節 横浜FM1-1名古屋 日産ス]
PKを与えてしまったことも、そのプレーを引きずってしまったことも悔やまれた。試合開始早々の前半7分、横浜F・マリノスのFW遠藤渓太は自陣PA内でDF宮原和也を倒してしまい、PKを献上。これをFWジョーが決め、名古屋が先制した。
「映像も見たけど、自分の反応が遅れていたし、ああいうところの上手さでも負けたのかなと思う」。そう振り返った遠藤は「PKを与えたあと、取り返そうという気持ちでやったけど、それが空回りして自分を立て直せなかったのは力不足」と唇を噛んだ。
チームは前半20分に同点に追いついたが、遠藤自身はなかなかリズムに乗れなかった。前半28分、FW仲川輝人のクロスに飛び込むと、GKランゲラックと激しく交錯。遠藤の膝が相手GKの頭部に当たってしまい、ランゲラックは脳震盪で途中交代した。前半33分にも宮原に対するアフターチャージでイエローカードを受けた。
「取り返そうという気持ちが空回して引きずってしまった。切り替えられるようにしないといけなかったし、後半は自分の特長を出してチャンスもつくれたけど、PKを与えた人間としてはそれ以上に取り返さないといけなかった」。結局、試合は1-1のドロー。「PK以外は(失点)ゼロに抑えていた。自分のPKがなかったら勝っていたかもしれない」と反省し切りだった。
(取材・文 西山紘平)
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