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J1初出場から大忙し…“飛び級”狙うFW西川潤「U-17とU-20ではだいぶ違う」

ゲキサカ / 2019年4月16日 22時33分

全日本大学選抜戦に出場したFW西川潤(桐光学園高)

[4.16 練習試合 U-20日本代表 1-1 全日本大学選抜]

 異例の過密日程で迎えた国内合宿だったが、得るものはたしかにあったようだ。U-20日本代表FW西川潤(桐光学園高)は最終日の練習試合終了後、「連戦のコンディション調整は初めてのことがあったので、もっと改善できると思う」と前向きに述べた。

 正式な所属チームは桐光学園高だが、今季は特別指定選手としてセレッソ大阪のメンバーにも登録され、“二足のわらじ”生活を送る西川。今月13日、J1第7節札幌戦の後半39分に念願のJ1デビューを果たし、翌14日にはJ3第6節群馬戦にも先発すると、当日夜にU-20日本代表合宿に合流するという大忙しの日々を送っている。

 実質的な合流初日となった15日はリカバリーで終え、16日には全日本大学選抜との練習試合に後半24分から途中出場。影山雅永監督の指示どおりに相手の最終ライン脇に何度も顔を出したが、「少し空回りして足がもつれてプレーするシーンがあった」と苦笑い混じりに振り返ったように、なかなか本領発揮とはいかなかった。

 ただ、この経験は今後に生かされるはずだ。「どれだけ疲労を抜けたかの質を高めていく必要があるし、それは監督にも求められていることなので、もっとこだわっていきたい」。それが備わってきた先に「プレースピードの慣れは、だいぶこっちの練習でも追いついている」というJ1クラブでの経験も生きてくるだろう。

 年齢的には今秋のU-17W杯への出場権も持つが、あくまでも目指す先はU-20W杯への“飛び級”招集。「U-17とU-20ではだいぶ違う。海外で活躍している選手はU-20のほうが多い。それを経験するのはサッカー人生ですごく大事。出たい気持ちが非常に強い」。このまま選ばれれば「やれるぞという感覚はあるし、なきゃいけない。自信を持ってやっていく」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)
●U-20ワールドカップ2019特集ページ

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