槙野の薫陶も受ける橋岡、1か月後に視線「歴史をつくりたい」
ゲキサカ / 2019年4月18日 13時22分
[4.16 練習試合 U-20日本代表 1-1 全日本大学選抜]
視線は1か月後に向いていた。U-20日本代表の千葉合宿を終え、守備陣の軸となるDF橋岡大樹(浦和)は「課題を突き詰めることでチーム力はアップする。残りの時間でクリアしていきたい」と表情を引き締めた。
14日のJ1第7節G大阪戦にフル出場したため、16日の練習試合はラスト15分の出場。押し込まれている時間帯に投入され、全日本大学選抜のトップを務めた東京五輪世代のエースFW上田綺世(法政大3年)とマッチアップ。外に誘導してゴール前で仕事をさせず、無失点に抑えた。
それでも、本大会を意識するからこそ、動きの質が落ちていた終盤の出来には納得がいかない表情だった。「足が止まってミスも多くなっていた。本大会ではあってはならないこと」。1-1というスコアで最後は防戦一方に終わった点も挙げ、「攻撃につなげたかった。裏に蹴って一回押し上げるのも手だった」と指摘した。
5月に開幕するU-20W杯は新規則が採用される。合宿2日目には小川佳実審判委員長から約70分間の講義を受け、選手たちは変更点の理解を深めた。練習試合はこの新ルールに沿って実施。ゴールキックの場面では、橋岡らCB陣がエリア内に入ってパスを受ける姿もあった。各国リーグ戦に先駆けての採用となるが、戦術的な幅の広がりを前向きに捉え、「相手が隙を見せた時に後ろからつなぐことも大切になる」とイメージを膨らませた。
橋岡は浦和の先輩であり、07年カナダ大会に出場した“調子乗り世代”のDF槙野智章からも薫陶を受けている。「試合に出ている選手だけではなく、全員が同じ方向を向くことで結果を持ってこれると聞きました」。日本の大会最高成績は79年生まれの“黄金世代”が成し遂げた99年ナイジェリア大会の準優勝。「僕たちが新たな歴史をつくりたい」と意気込んだ。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-20ワールドカップ2019特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
筑波大は「勇敢」だった 誹謗中傷から監督が“防波堤”に…エースが告白、天皇杯の軌跡【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月16日 8時30分
-
バスケ男子 “ラストサムライ”はジェイコブス!3点シュート&リバウンドで日本の秘密兵器に
スポニチアネックス / 2024年7月9日 5時3分
-
旧知の先輩『S』がパリ世代で大ブレイク…前節60m独走ゴラッソで注目浴びた磐田MF古川陽介「お互い特別視はしている」
ゲキサカ / 2024年7月2日 20時21分
-
柏が2選手の加入内定を発表!! 法政大MF中川敦瑛が来季から、東洋大DF山之内佑成が26年から一員に
ゲキサカ / 2024年6月28日 15時23分
-
今夏来日のトッテナムはU-19日本代表とも練習試合へ!! アカデミー同時帯同で“Jユース選抜”戦も実現
ゲキサカ / 2024年6月25日 19時20分
ランキング
-
1157秒殺KOの中谷潤人「ちょっと早すぎた。すいません」 まさかの“謝罪”…決着の一撃は「感触はなかった」井上拓真との統一戦に意欲
THE ANSWER / 2024年7月20日 20時57分
-
2不同意性交の疑いで逮捕のMF佐野海舟に森保監督が言及「サッカーに関わる者として残念」
ゲキサカ / 2024年7月20日 20時42分
-
3スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
-
4KONOSUKE TAKESHITA、辻陽太を破り開幕戦突破「俺とオメエらじゃ見てる世界が違うんだよ」…7・20大阪全成績
スポーツ報知 / 2024年7月21日 7時15分
-
5MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)