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突然の監督交代劇から「切り替えを意識」吉永監督初采配で新潟に変化も…

ゲキサカ / 2019年4月21日 0時19分

吉永一明新監督が初陣に臨んだ

[4.20 J2第10節 東京V 1-1 新潟 味スタ]

 アルビレックス新潟は吉永一明新監督の初陣を白星で飾れなかった。14日付けで片渕浩一郎前監督が電撃解任され、アカデミーダイレクターから昇格する形で後任に就任。短い準備期間で東京V戦を迎えた。

 前半5分、右CKのチャンスにMF高木善朗が右足でニアサイドに蹴り込むと、DF大武峻がヘディングシュート。相手のクリアボールをレオナルドが冷静に右足で押し込んだ。幸先良く先制に成功したものの、ミスから同点弾を献上。前半は完全にペースを握ったが、攻勢の中で2点目が奪えず、試合終盤のチャンスも生かせなかった。

 初采配は引き分けに終わり、「非常に残念です」と吉永監督。開幕から全試合フルタイム出場だったDF渡邊泰基が先発から外れ、故障明けのDF広瀬健太が初スタメン。広瀬の穴を埋めていたDF新井直人は左サイドバックを務めた。

 4-2-3-1を採用し、先発復帰したレオナルドが1トップに入った。短い準備期間の中で前体制からの変化も見せ、ボールをつなぐスタイルを打ち出したが、指揮官は「つなぐことは目的ではない。みんなで前進する方法としてとった手段」と説明した。

 突然の監督交代劇から準備期間はわずか4日だった。古巣戦の高木は「気持ちを切り替えることを意識した。追加点が欲しかったですし、チャンスもあった」と悔しさをにじませた。先制ゴールのレオナルドは「1週間でやってきたことをやろうと思って入った。ゴールでチームを助けられたが、勝ち切れなかったことが残念」と話した。

(取材・文 佐藤亜希子)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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