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甲府FW宮崎のミドル弾で先制した日本高校選抜、終盤に追いつかれるも予選リーグ突破へ貴重なドロー

ゲキサカ / 2019年4月21日 18時53分

 宮崎は「ハーフタイムに朝岡さんがもっと(ボールを)引き出せと。逆サイドで攻められている時に反対のシャドーのスペースが前半空いていたので、そこで上手く引き出せたのが良かったと思います。1試合目全然ダメだったので、どんどん打って行こうと思っていた。あの形、ミドルシュートは得意な形なので上手く入って良かったです」

 均衡を崩す宮崎のゴールに日本高校選抜の選手たちは喜びを爆発させる。日本高校選抜は8分にも白井のくさびのパスからバイロン、染野と繋ぎ、最後は鈴木がフィニッシュ。14分にもバイロンのスルーパスから白井が決定的な形でゴール前に折り返すなど追加点のチャンスを作った。

 後半は日本高校選抜が獲りに出たこともあって、徐々にオープンな展開に。日本高校選抜は宮崎やバイロンへの縦パスが通る展開となっていたが、逆に相手のボールホルダーに対して寄せきれずにシュートや決定的なクロスを浴びてしまう。

 我慢の展開となったが、守護神・飯田の好守や西田、豊島の粘り強い対応などでリードを保っていた。それでも、25分ハーフの後半21分、左サイド側から相手のスピードに振り切られる形でクロスを上げられると、中央にぽっかりと空いたスペースから同点ゴールを決められた。

 日本高校選抜は直後に天笠をMF武田英寿(青森山田高3年)へスイッチ。25分にはバイロンのスルーパスに宮崎が走り込んだが、GKにシュートコースを消されてストップされてしまう。アディショナルタイムに迎えたカウンターのチャンスもオフサイドで逸し、1-1で引き分けた。

 日本高校選抜は消化試合が1試合多いものの、突破圏内の1グループ2位で予選リーグ最終日へ。やや他力本願の部分もあるが、ブラダに勝てば2位以内を確保する可能性が高いだけに、選手、コーチ陣は21日の試合に切り替えていた。

 飯田は「勝ち切る力が無いといつも感じますし、最後の最後で一瞬の隙を見せてしまう。全員で声がけしないといけない」と指摘。「でも、明日勝てば予選突破する可能性が高い。あと向こう(ブラダ)は午前中にブレーメンと戦ってから午後に自分たちと試合。自分たちはその1試合だけなのでそこに懸けて行きたいです」と力を込めた。全員で最後まで集中して、戦い抜いて準決勝への切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
2019日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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