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山口が佐々木匠のPK弾で今季初2連勝! 好調山形は8戦ぶり黒星

ゲキサカ / 2019年4月21日 16時12分

山口が今季初の2連勝を飾った

[4.21 J2第10節 山形0-1山口 NDスタ]

 J2第10節が21日に行われ、暫定20位のレノファ山口FCはアウェーで同3位のモンテディオ山形に1-0で勝利した。後半37分に決まったMF佐々木匠のゴールが決勝点。今季初の連勝で3戦負けなし(2勝1分)となった。

 山口は前節終了時点でリーグ2位タイの15得点を記録する一方、失点数はリーグワーストの18。対する山形もリーグ5位タイの12得点と高い攻撃力を示しつつ、リーグで3番目に少ない6失点の堅守を生かして一時J2の首位にも立った。この試合でも高いポゼッションを維持する山口の攻撃に落ち着いて対応し、セットプレーやショートカウンターでチャンスを作り出していく。

 山形は前半28分にMF三鬼海の左CKからDF栗山直樹、同29分に右CKからFW大槻周平が惜しいヘディングを見せるが、いずれも得点には至らず。同44分には三鬼の意表を突いたFKからFW坂元達裕がフリーでシュートを放ち、ゴール前のFW阪野豊史がヒールで流し込もうとする。しかしGK山田元気にセーブされ、スコアレスで前半終了となった。

 後半も効率よくゴールに迫る山形。後半18分、幅を使った攻撃からMF中村駿が右足で鋭いシュートを打つが、わずかにクロスバーの上へ外れる。山口は後半27分にFW田中パウロ淳一の右クロスをきっかけに、DF川井歩、FW高井和馬、MF三幸秀稔が立て続けにシュートを放つ波状攻撃を見せるも、ゴールは奪えない。

 さらに後半29分、左サイドの佐々木が切り返しから右足でクロスを送る。ゴール前のFW工藤壮人が触れば1点という絶好機だったが、押し込むことはできず。それでも積極的な攻撃を続けると、終盤に均衡が破れた。

 後半36分、PA内左でドリブルを仕掛けた佐々木がDF熊本雄太に倒され、PKを獲得する。同37分にキッカーを務めたのは佐々木。右足でゴール右上の角に蹴り込み、自身の今季2得点目で1-0とした。

 山形は最後まで1点が遠く、今季初めてホームで敗戦。開幕戦の岐阜戦(0-2)以来の黒星で無敗記録は8試合(5勝3分)でストップした。
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