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負けられない戦いが続くリバプール、残留争うカーディフに苦戦もリーグ6連勝

ゲキサカ / 2019年4月22日 1時51分

先制点を挙げたジョルジニオ・ワイナルドゥム

[4.21 プレミアリーグ第35節 カーディフ0-2リバプール]

 リバプールは21日、プレミアリーグ第35節でカーディフと対戦し、2-0で勝った。

 17日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でポルトを4-1で下し、2戦合計6-1で準決勝進出を決めたリバプール。先発は3人を入れ替え、MFジェームス・ミルナーとMFファビーニョ、FWディボック・オリギに代えて、MFナビ・ケイタとMFジョーダン・ヘンダーソン、FWロベルト・フィルミーノを起用した。

 残留争いを演じる18位カーディフ相手に、当然のように主導権を握るリバプールは、前半22分に決定機。DFジョエル・マティプのくさびのパスをFWモハメド・サラーがワンタッチでつなぎ、FWサディオ・マネがスルーパスを送る。絶妙なタイミングで抜け出したFWロベルト・フィルミーノがGKと1対1から左足を振り抜いたが、惜しくもクロスバー上。絶好のチャンスをいかせなかった。

 さらに前半34分、ヘンダーソンが縦パスを入れ、サラーが華麗なルーレットで相手をかわしてPA右から左足シュート。しかし、GKニール・エザリッジの左足に阻まれ、先制点とはならず。ポゼッション率は約80%を誇ったが、攻めあぐねて前半をスコアレスで終えた。

 後半も立ち上がりからリバプールペースで推移。残留に向けて勝ち点が欲しいカーディフが意地をみせていたが、均衡は12分に破れた。右CKからDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが低い弾道のクロスを供給。やや後方の難しいボールだったが、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがハーフボレーで合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 さらにリバプールは後半16分、敵陣中央でケイタがボールを奪ってPA左へスルーパスを送る。これに反応したマネがマイナスへ折り返したボールをヘンダーソンが右足ダイレクトシュート。素早い攻撃だったが、惜しくもクロスバー上に外れた。20分、右CKからカーディフに決定機が訪れたが、DFショーン・モリソンがフリーで放ったシュートはミートしきれなかった。

 リバプールは後半26分、最初の交代カードでケイタに代えてMFファビーニョを投入する。しかし、28分に浮き球に競り合ったファビーニョとFWケネト・ゾホレの頭が衝突。ファビーニョがピッチに倒れ込み、30分にMFジェームス・ミルナーとの交代を余儀なくされた。

 思わぬ形で交代カードを使うことになったリバプールだが、後半35分にPA左でボールをキープしたサラーがモリソンに倒されてPKを獲得。これを途中出場のミルナーが威力のあるシュートをゴール右下に沈め、2-0とリードを広げた。試合はそのままリバプールが勝利。6連勝で14試合負けなし(10勝4分)とした。
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