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バルセロナがリーガ連覇へ王手!! 敗れたアラベス乾は負傷でメンバー外

ゲキサカ / 2019年4月24日 6時21分

ともに得点したFWルイス・スアレスとMFカルレス・アレニャ

[4.23 リーガ・エスパニョーラ第34節 アラベス0-2バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは23日、第34節を各地で行い、首位のバルセロナがアラベスを2-0で破った。勝ち点3を積み上げたバルセロナは2シーズン連続でのリーグ優勝に王手。前節で負傷交代していたアラベスMF乾貴士はメンバー外だった。

 ミッドウィークのリーグ戦ということもあり、バルセロナはFWリオネル・メッシ、DFクレマン・ラングレ、DFジョルディ・アルバら主力組がベンチスタート。MFカルレス・アレニャ、MFアルトゥーロ・ビダル、FWウスマン・デンベレといった控え選手たちを先発に並べた。

 対するアラベスは前節のバリャドリー戦で負傷交代した乾がメンバー外。2016-17シーズンの対戦では2得点を挙げ、時には愛着も語っていたバルセロナとの対戦は実現しなかった。それでも5-4-1の堅い守備ブロックを敷いたアラベスは一方的にボールを支配されながらも耐え凌ぎ、前半をスコアレスのまま折り返した。

 それでもバルセロナは後半9分、右サイドバックにポジションを移したDFセルジ・ロベルトがビダルとのワンツーでカットインすると、ゴール前に攻め上がったC・アレニャにパス。アレニャはGKとの1対1を制して冷静に左足で流し込み、リーグ通算2得点目が大きな先制点となった。

 バルセロナはさらに後半11分、ペナルティエリア右脇からのFKをデンベレがゴール前に蹴り込むと、こぼれ球をDFジェラール・ピケが押し込んでネットを揺らした。一度はオフサイドの判定が下されたが、MFトーマス・ピナのハンドがあったとしてVARが介入。これで得たPKを同12分、FWルイス・スアレスが決めてリードを2点に広げた。

 バルセロナはその後、メッシとJ・アルバを試運転がわりに投入。2点ビハインドとなったアラベスは後半30分、FWジョニーがドリブル突破から得意の左足で狙ったが、シュートはわずかに枠外。そのまま最後までスコアを動かすことができず、6試合勝利なしとなった。

 一方のバルセロナは24日、A・マドリーがバレンシアに敗れればその時点で優勝が決定。もし引き分け以上に終わったとしても、バルセロナが次節のレバンテ戦に勝利すれば自力での優勝が決まる。
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