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まさに怪我の功名…マンCが2発完封で“マンチェスター・ダービー”を制して首位浮上

ゲキサカ / 2019年4月25日 6時5分

先制点を決めたベルナルド・シウバ

[4.24 プレミアリーグ第31節延期分 マンチェスター・U 0-2 マンチェスター・C]

 24日、プレミアリーグ第31節の延期試合が行われ、オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが対戦。前半はスコアレスに終わったが、MFベルナルド・シウバとMFリロイ・サネの得点により、シティが“マンチェスター・ダービー”を2-0で制した。

 20日のエバートン戦(0-4)でまさかの大敗を喫したユナイテッドは先発を5人変更し、DFアシュリー・ヤングとDFルーク・ショー、DFマッテオ・ダルミアン、MFアンドレアス・ペレイラ、MFジェシー・リンガードを起用。攻撃的でサイドを幅広く使うシティに対抗し、5-3-2のフォーメーションを採用した。

 対するシティは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝で顔を合わせ、敗退に追い込まれたトッテナムと19日に対戦し、1-0で勝利。リーグ10連勝で宿敵の本拠地に乗り込んだ。先発は3人を入れ替え、DFビンセント・コンパニ、MFフェルナンジーニョ、MFダビド・シルバを起用した。

 6位ユナイテッドはトップ4入り、2位シティとしては連覇に向けて負けられないダービー・マッチ。立ち上がりから互いに気持ちの入ったプレーが見られ、ハイペースな試合展開に。ユナイテッドは5バックでしっかりシティの攻撃に対応。攻撃時には、縦に早く攻め込み、キックの精度に定評があるFWマーカス・ラッシュフォードが遠めから積極的にシュートを放つなど、テンポの速い攻撃をみせた。

 シティはボールを素早くつなぎ、相手の守備がズレたところにMFイルカイ・ギュンドガンらが走り込み、連動して崩しにかかった。前半19分にD・シルバが落としたボールをMFベルナルド・シウバが右足シュート。43分にはD・シルバ、ギュンドガン、FWセルヒオ・アグエロとつないで、PA左から中央に運んだFWラヒーム・スターリングが右足シュートを放つが、GKダビド・デ・ヘアのセーブに阻まれた。

 全体的に攻守でスピード感のある前半はスコアレスで終了。シティは後半6分、フェルナンジーニョがMFポール・ポグバのシュートブロックに入った際に右足を痛め、MFリロイ・サネとの交代を余儀なくされた。サネが3トップの左に入ったことにより、スターリングが右、B・シウバが右インサイドハーフ、ギュンドガンがアンカーにそれぞれポジションを変えた。

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