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欧州で実感した手応えと課題。日本高校選抜MF水野雄太「課題から逃げずに向き合っていきたい」

ゲキサカ / 2019年4月26日 7時0分

欧州でも攻撃力を発揮した日本高校選抜MF水野雄太(大津高→早稲田大)

 第97回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜は4月13日から24日まで欧州遠征を行い、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場。6位で大会を終えた。

“公立の雄”大津高(熊本)のエースアタッカー、MF水野雄太(大津高→早稲田大)は日本高校選抜でSBにチャレンジ。欧州遠征では守備面の課題が残ったものの、攻撃面では相手の逆を取る巧さと抜群のスピードを活かしたドリブルで1対1の局面を何度も攻略していた。そして、エバートン(イングランド)との最終戦では先制ゴール。攻撃的SBとして結果も残した水野が高校選抜の活動の感想と日本高校選抜や選手権を目指す高校生たちへのメッセージ、そして今年の意気込みなどを語った。

以下、水野コメント
―高校選抜の活動を振り返って。
「悔しさというのが一番大きかったですし、出場時間的には少ないと思うので、経験できた、何かを学んだという手応えというのは正直あまりないです。でも、確かに通用するところはあったと思うし、それに加えて守備の課題が一番見えてきた。高校時代、多少守備が免除されていた分、ここに来て少し躓いているので、大学に帰って足下を見つめ直して、もう一回守備を意識してやっていけばまた一皮剥けていい選手になれるかなと思う。攻撃面は結構自信を持ってやれていると思うので、課題としっかり向き合って克服できればプロの道も見えてくる。課題から逃げずに向き合っていきたいと思います」

―サブを経験することで学ぶ部分もあった。
「個人個人できる選手がたくさん集まっていたので自分自身勉強になったし、高校の時はずっと試合に出ている側だったので、外から見ている景色っていうのが歯がゆかったですけれども、ベンチの人の心情などを知ることができた。これから大学で1年生から出るという目標なんですけれども、ベンチとか試合に出れなくても腐らずにやっていけば必ず神様が見てくれていると思う。いつかまた試合で活躍している姿を応援してくれている人に見せたいなというのがあるし、一番は(大津総監督の)平岡(和徳)先生にいい報告がしたい。(挫けていたら)平岡先生に怒られますね」

―高校選抜や選手権を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。
「大津では平岡先生から『大津は日本一練習している』と言われていたので、それを信じてやっていた。あと日本一の集団になろうとか、綺麗事かもしれないですけれども、自分たちは『日本一』と言う言葉を何かの言葉にくっつけて常に目指してきた。それでも、まだなりきれていなかったところがあって、全国制覇はできなかったですけれども突き詰めていけば、自ずと結果は出てくると思う。(大津の後輩は)日本一になるとか結果は簡単ではないと思うんですけれども、全国大会に出るなら頂点目指してやった方がいい。(青森)山田だったり、本気で日本一を目指しているチームは凄い練習をしていると思う。それに負けないくらい大津も力があるし色々な色を持った選手がいると思うので、プレミア(リ-グ)で揉まれて、自分たちの力を発揮すれば結果をついてくると思う」

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