「今回みたいなプレーはできない」。“半端ない”FW染野唯月は欧州でのプレー反省し、再び点を獲り続ける
ゲキサカ / 2019年4月27日 6時0分
第97回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜は4月13日から24日まで欧州遠征を行い、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場。6位で大会を終えた。
全国高校選手権準決勝で青森山田高(青森)から3得点を奪い、大会得点王に輝いたFW染野唯月(尚志高3年)は、日本高校選抜でも前線の軸として期待された。欧州遠征ではNAC(オランダ)との親善試合で3得点を決め、ボルシアMG(ドイツ)とのデュッセルドルフ国際ユース大会開幕戦でもいきなり先制FKを決めて見せたが、その後は前線でボールを収めたり、ミドルシュートにチャレンジするシーンがあった一方で消極的なプレーも多くなってしまうなど得点を奪うことが出来ず、悔しい大会に。気持ちを切り替えて尚志高(福島)でのプレーに臨む染野が高校選抜の活動の感想と、先輩たちから学んだこと、今年の意気込みなどを語った。
以下、染野コメント
―高校選抜の活動を振り返って。
「今大会は、自分の甘さだったりというところが出たかなと思います。プレーの面では身体をぶつけてマイボールにするとか、粘り強く守備をしてちゃんと取りきるところや、一つ一つのプレーに対しての思いというのが自分の中で足りていなくて、それが海外で思うようなプレーをすることができなかったことの要因なのかなって感じています」
―通用しなかった訳ではない。
「自分の思うようなプレーができなくて、前を向けるところをターンしなくて味方に預けたり、消極的なプレーがちょっと多かったので、そういうところは引きずったというか良くなかったと思います」
―高校選抜の先輩たちの姿はどう映った?
「球際とか一つのボールに懸ける思いというのが自分よりも全然上だったんですけれども、自分もそのような熱い思いがあれば。技術云々とかじゃなくて、もっと一緒の気持ちでやれば、自分は(出場時間を増やして)もっと3年生と一緒に同じ熱量でできたのかなと思いますね」
―今年は、同じ学年の選手たちから目標にされる一年。
「自分は注目される立場として今回みたいなプレーはできないですし、その中で点を獲り続けるFWというのを目指していきたいので、内容よりも結果を求めて、内容が悪くてもFWとして1点を決めるというところを今年は大事にしていきながら、その中で守備のところとかを突き詰めていければいいかなと思っています」
―今年1年やその先へ向けた意気込みを。
「プロに行きたいので、まだ1年間猶予があるので、プロに行った時に苦労せず同じ強度でできるように、1年間、フィジカルだったり、強度、スピードというところを合わせていきながらやっていきたいです」
―冬には選手権に再挑戦する。
「力がないという訳ではなく、優勝する力は全然あると思うので、1試合1試合勝ち進んで最終的に全国制覇を目指していければ良いと思っています」
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
2019日本高校選抜欧州遠征特設ページ
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第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会公式サイト(別サイトに移動します)
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