[Rookie League]先輩たちに続いて連覇、Aチームへ。前回王者・流経大柏が昇格組の武南を振り切る:A Group
ゲキサカ / 2019年4月29日 4時55分
[4.27 Rookie League第1節 流通経済大柏高 2-0 武南高 時之栖うさぎ島1]
連覇狙う流経大柏が白星発進――。関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2019 Rookie League」が27日に静岡県御殿場市の時之栖うさぎ島グラウンドなどで開幕。昨年、上位リーグのA Group で優勝している流通経済大柏高(千葉)は昇格組の武南高(埼玉)と対戦し、2-0で勝った。
流経大柏はこの日、Aチームのプレミアリーグがなかったことから、本田裕一郎監督がベンチ入り。「この年代は大事だからね」と語る指揮官はピッチの選手たちに熱視線を送り、サブ組に対して身振り手振りでアドバイスを送っていた。
すでにプレミアリーグでAチームデビューしているFW佐々木吏大と左SB大田原蓮、GK佐藤諒らが先発した流経大柏は序盤からサイド、DFの背後を狙った攻撃。ピッチには試合開始前から降り続く雨によって所々で水たまりができていたが、その中でも攻撃力を発揮していた佐々木の仕掛けや、MF廣谷瑠己の好パス、そしてセットプレーなどでゴールへ迫った。
だが、武南はいずれもカバーリング光るCB土田陸人とCB関田光の両DFを中心に食い下がる。14分、流経大柏は廣谷のスルーパスからPAで切り返した佐々木が左足で狙うが、武南DF土田がゴールライン手前でクリア。流経大柏は16分にも佐々木のラストパスから攻撃参加した大田原が決定的な左足シュートを放ち、24分にも左スローインからMF石川裕雅が左足シュートを打ち込む。
だが、武南GK篠崎啓太の好守やポストに阻まれるなど先制することができない。一方の武南は回数こそ少なかったものの、落ち着いてボールを繋いで攻め返す。そして、MF中村陽聖とFW坂井琉翔のコンビネーションなど崩しにもチャレンジする。28分には坂井のシュートのこぼれを中村が押し込むが、微妙な判定でのオフサイド。だが、V候補相手に球際で良くファイトするなど接戦に持ち込んでいた。
それでも、後半に攻撃の圧力を増した流経大柏は15分、相手のミスパスをコントロールした交代出場MF宮本幸生のシュートがゴールイン。待望の先制点を奪うと、31分には佐々木の左足クロスをゴール前で胸コントロールした石川が、GKの位置をよく見てみてゴールに押し込んだ。
武南は反撃するも、相手のプレッシャーの速さや水たまりで止まるボールに苦戦。流経大柏は守備範囲広いGK佐藤や相手の動きを良く見ながらプレーしていたSB赤金龍之介らが隙を見せず、2-0で勝利した。石川は「きょうグラウンドが悪くて、前から自分たちの良い形はあまり出なかったんですけれども、2点獲って勝てたことは良かった。今年も全国大会に行って、優勝したい」。昨年はFW森山一斗や左SB清宮優希はRookie LeagueでアピールしてAチームでのチャンスを掴み、選手権準優勝を経験した。後輩たちもRookie Leagueの活躍をAチームでの飛躍に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)
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