パリSGが今季1冠に終わる…仏国内杯決勝はPKの末に敗戦、レンヌが48年ぶり制覇
ゲキサカ / 2019年4月28日 7時12分
[4.27 フランス国内杯決勝 レンヌ2-2(PK6-5)パリSG]
クープ・ドゥ・フランス(国内杯)は27日に決勝を行い、レンヌはパリSGと対戦。2ー2でPK戦の末、6-5で勝利し、48年ぶり3度目の優勝を達成した。パリSGは5連覇ならず、今季タイトルはリーグアン1冠のみとなった。
4連覇中のパリSGはFWエジソン・カバーニはベンチスタートとなったものの、FWネイマールやFWキリアン・ムバッペ、MFアンヘル・ディ・マリアらを前線に配置。中盤にもMFユリアン・ドラクスラーやMFマルコ・ベッラッティ、そしてコンスタントに得点を挙げて好調を維持しているDFダニエウ・アウベスが起用された。
パリSGは前半13分に先制する。ネイマールの左CKをPA手前のD・アウベスが豪快に右足ダイレクトボレー。鋭い弾道がゴールネットに突き刺さった。さらに同21分にも、D・アウベスが中盤でボールを奪い、ムバッペのワンタッチパスからディ・マリアがノールックスルーパスを送ると、最前線を走るネイマールが鮮やかなループシュート。相手GKの頭上に放物線を描きながら、ゆっくりとゴールマウスに吸い込まれた。
前半40分にはレンヌの右サイドからのクロスを、DFプレスネル・キンペンベがオウンゴールしてしまい、1点を献上するも、パリSGは2-1とリードを守って前半を折り返した。
しかし、パリSGは後半21分に追いつかれる。レンヌは左CKをDFエドソン・メシェルが頭で合わせ、ゴールに流し込んで2-2と試合を振り出しに戻した。延長戦に突入すると、終了間際にムバッペが退場処分に。試合は120分でも決着がつかず、PK戦に突入した。
PK戦は互いに5人目まで成功する。しかし、パリSGは6人目のFWクリストファー・ヌクンクが痛恨の失敗。レンヌがPK戦を6-5で制し、1971-72シーズン以来の優勝を果たした。
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