[関東]“首位最下位決戦”加藤陸次樹の平成ラスト弾で中大ドロー、早大は今季初勝ち点
ゲキサカ / 2019年5月1日 18時12分
[4.28 関東大学L第3節 早稲田大1-1中央大 味フィ西]
関東大学リーグ1部の第3節が28日に行われ、首位の中央大と最下位だった早稲田大の一戦は1-1の引き分けに終わった。これで開幕3連勝は明治大のみ。中央大は3位に後退。早稲田大は今季初の勝ち点1で9位となった。
前半は完全に早大ペースだった。そして前半27分、左サイドでCKを獲得すると、MF山下雄大(1年=柏U-18)のシュートはDFに阻まれたが、こぼれ球をFW蓮川雄大(4年=FC東京U-18)が豪快に突き刺す。その後のチャンスは枠に阻まれるなど突き放す得点を奪うことは出来なかったが、危なげなく前半を1-0で折り返した。
だが開幕連勝で首位発進を決めている中大も簡単には負けたくない。後半に入ってからは持ち前の細かいパスワークで早大を幻惑。確実にゴールに迫ると、後半33分のMF縄靖也(4年=仙台ユース)の左足シュートはGK山田晃士(3年=浦和ユース)のビッグセーブに阻まれたが、得点のにおいを漂わせる。
すると同点弾は後半40分、MF中村亮太朗(4年=新潟明訓高)のアーリークロスにFW加藤陸次樹(4年=広島ユース)が反応。一度は上手く合わせることが出来なかったが、再度のチャンスでしっかりと足に当てると、GKの頭を越えたシュートがゴール方向へと向かった。
中大は昨年、関東リーグ2部史上最多となる21得点を決めたFW大橋祐紀(湘南)の活躍もあり、2部リーグを圧勝。4季ぶりに1部の舞台に帰ってきた。そして“大エースの穴”を埋める活躍が期待される加藤にとっても、嬉しい1部初ゴールは、関東大学サッカーの“平成ラストゴール”にもなった。また奇しくもこの日、湘南では先輩の大橋もJ1初ゴールを挙げる記念すべき日を迎えていた。
大橋が得点したことを伝え聞くと、「まじですか?負けられないですね」と嬉しそうに話した加藤は、「(今年は)チームワークが持ち味なので、それで上を目指したい」とチーム一丸を強調。「引き分けをポジティブに捉えたい。次の試合でどれだけ強い意識で出来るかだと思うので、自分が勝たせられるように頑張りたい」と中4日で迎える5月3日の流通経済大戦に目線を向けていた。
(取材・文 児玉幸洋)●第93回関東大学L特集
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