[MOM603]早稲田大FW蓮川雄大(4年)_“5年生”の覚悟
ゲキサカ / 2019年4月30日 15時27分
「続けるか続けないかは相馬だったり小島だったりには結論が出てから話をしました。でもその決断をリスペクトしてくれて、頑張ってほしいと言ってくれた。プロに進んだ4人は全員試合に出ていますし、僕にとっては刺激になっています。両親もお前にはサッカーしかないだろうと言ってくれた。心配かけましたし、迷惑もかけたので、その分恩返しがしたいんです」
「今はサッカーでこの先に進んでいくことしか考えていません。その自信があるからこそサッカーを続けています。もちろん、怪我をした事実がありますし、明日また怪我するかもしれない怖さはある。そこを乗り越えて自分がプロになることで怪我している選手の希望にもなると思う。3回怪我してもやれるという見本になりたいと思います」
4月6日の19シーズン開幕戦。背番号11を背負った蓮川は、先発11人の中にいた。5年目にして大学リーグ戦初スタメン。学生コーチとして支えるしかなかった昨年のことを考えれば、外池大亮監督も「奇跡」と驚くしかない。蓮川の今年にかける思いの強さが、すべてを可能にさせた。
「昨年の(得点王の)岡田、(アシスト王の)相馬レベルの活躍が求められていると思う。今年はあの2枚が抜けたということをどの大学からも言われる。そこを埋めるだけの活躍が僕自身には求められているし、向き合っていかないといけないなと思います」
4月21日の天皇杯予選となる東京都サッカートーナメント準決勝で、PKながら復帰後初ゴールを記録した。そして28日の中央大戦では、“大学5年生”にして自身関東リーグ初となるゴールも奪った。感覚が戻ってきた手ごたえも感じている。「外池監督からも、プロでFWとして生きて行きたいんだったらもっとゴールに貪欲になれと言われています」。自分の夢を叶えるために我を通した蓮川。周囲への感謝を忘れず、これからも貪欲に結果だけを求めて行く。
(取材・文 児玉幸洋)●第93回関東大学L特集
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