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[関東大会予選]桐光学園が4発4強入り、JやU-20代表で経験積むエースに負けない成長期す :神奈川

ゲキサカ / 2019年5月21日 19時37分

 そして24分、桐光学園は左CKの流れから西川が左足クロス。これをFWラナイメアー祈安(3年)が頭でゴールに突き刺して2点目を奪う。さらに29分には大型左SB深澤覚(2年)のクロスからラナイメアーが落とし、最後はこの日テクニカルなプレーを連発していた神田が左足で豪快に決めた。

 桐光学園は33分にも中村の左CKからCB原琉斗(3年)が決めて4-0。内容は決して良く無かったものの、攻守に力を示して白星を勝ち取った。西川は再びC大阪に合流するために準決勝、決勝は欠場する見込み。選出が有力となっているU-20ワールドカップ(5月23日~6月15日、ポーランド)メンバーに選ばれれば、1か月以上離脱することになる。それでも鈴木勝大監督は「いない中で潤に近づく、追いつく選手が出て来ないといけない」と前向き。指揮官は彼らが課題の心の部分で成長してくることを求めた上で、今年のチームのポテンシャルの高さに期待していた。

 中村は「リーグ戦で潤がいない時に結果が出なくて(1勝2分)。でも、時間は流れていくので下を向いていられない。修正して、上向いて頑張っていこうとみんなと話したり、潤に(電話で)話したりしています」とコメント。対して、西川は「もっともっとやるべきところはあると思うんですけれども、自分が(C大阪やU-20代表での経験を)伝えたりして、自分がいない中でも競争して戦ってくれればいい」とチームメートたちがレベルアップすることを願っていた。

 西川不在の中で自分たちを律し、厳しさを持って成長することができるか。安久はチームのまとまりが出てきたと同時に互いの言葉がけなどが緩くなっていたことを指摘する。「締める選手がいなければいけない。みんなが(厳しさを持ちながら)まとまってくれば、チームとして良くなっていくと思う」。インターハイ予選から再合流予定の西川とともに「全員で高めながら一つ一つの試合で勝ち進んでいく」(西川)。昨夏全国2位の桐光学園が今年、最注目FWと切磋琢磨して壁を破る。

(取材・文 吉田太郎)

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