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[球蹴男児U-16リーグ]熊本学園大付期待の長身ボランチ・濱田は泥臭く、「勝ち切る」チーム目指す

ゲキサカ / 2019年5月4日 2時52分

熊本学園大付高の長身ボランチMF濱田悠輝

[5.3 球蹴男児U-16第1節 熊本学園大付高 2-3 鵬翔高 大津町運動公園多目的広場]

 熊本学園大付高は前半終了間際から後半立ち上がりにかけての3失点で逆転負け。後半開始から投入された長身ボランチMF濱田悠輝は、「全員ゴールばかりで周りが見えていなかった。勝てる試合だったけれど勝ち切ることができなかった。次の試合では改善したい」と冷静さを欠いた戦いになったことを反省し、改善することを誓っていた。

 濱田は視野の広さと読みの鋭さを活かした攻守が特長。加えて、青山晃士コーチが「めちゃくちゃ良いキックをする」というように、キックやヘディングで流れを変えるプレーヤーだ。一般受験で入学したため、体力面などまだまだというが、これからのトレーニングや試合でコンディションを上げていくつもりでいる。

 憧れの存在は「あのめっちゃ寄せが速い中で、シンプルなプレーをする余裕がある」という理由でスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ。そのボランチのように、余裕を持ってボールを動かせる選手になり、この日先制点を決めたFW吉村英隼や10番MF早野一斗らとともにチームを牽引する。

 文武両道の校風に憧れて熊本学園大付に進学。九州の強豪校と戦う「球蹴U-16リーグ」では、2年前に躍進した先輩たちのような結果を残すことができるか。「泥臭くやって1点差でもしっかり勝ち切るようになりたい」。サッカーに対する姿勢やモチベーションの高さを持つという同級生たちとともに泥臭く戦い、接戦で勝ち切るチームになる。

(取材・文 吉田太郎)

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