[球蹴男児U-16リーグ]3得点も守備面で課題残した長崎南山は黒星スタート。万能型FW加藤「決定力のある選手に」
ゲキサカ / 2019年5月5日 1時24分
[5.3 球蹴男児U-16第1節 長崎南山高 3-6 佐賀東高 大津町運動公園多目的広場]
長崎南山高はFW加藤翔や交代出場のMF北郷凌を中心に攻撃を組み立て、MF渡辺晴瑠やFW森田海斗の攻撃力を活かして3得点を奪ったものの、大量6失点。前線で先発し、前半途中からボランチに入った加藤は「前半のはじめから守備の面が疎かになる部分があったんですけれども、自分が(中盤に)入っても改善できなかったので、そこは反省点かなと思います」と首を振った。
加藤も今年のチームの決定力の高さへの自信を口にする。だが、良い形でボールを奪えなければ、その決定力も十分には発揮することができない。この日は1-2から一度試合をひっくり返したが、10番は守備面で苦戦したことが自分たちの攻撃力も半減させたと感じていた。だからこそ、この日出た課題を改善し、自分たちの強みをより表現する意気込みだ。
加藤はチームの中で一段階レベルの高いボールタッチとスピードを武器に相手の背後を突いてゴールを目指すが、長崎南山中時代はFWのほか、SBやCBも経験している万能型。特にFWとしてのプレーを希望する加藤は「大迫選手みたいな、決定力のしっかりある選手になりたいです。(そして) 自分のスピードを出して、FWだけど中盤にも落ちていけるし、サイドにも行けるというところをもうちょっと出せたらいい」と語った。
長崎南山のメンバーの半数近くは、加藤同様に長崎南山中出身だ。「中高一貫でそのまま上がって来る人もいるし、他の中学校やクラブチームの上手い人も入ってくるんでチームの層はトップクラスだと思う」という選手層と得点力を発揮して、球蹴男児U-16リーグ、そしてインターハイ予選、選手権予選で上へ。「(球蹴男児では)周りの県とか結構強いチームや上手いチームがある。そこにしっかり勝っていきたい。(そして)全国大会を目指して3年間で悔いの残らないようなサッカー人生をしたい」と力を込めた。
(取材・文 吉田太郎)
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