大野、仙頭、重廣!! “闘莉王FW→DF締め”の京都が3発で横浜FCを下す
ゲキサカ / 2019年5月6日 9時28分
[5.5 J2第12節 横浜FC1-3京都 ニッパツ]
J2リーグは5日、第12節を行い、京都サンガF.C.が横浜FCを3-1で下し、3試合ぶりの勝利を挙げた。
ホームの横浜FCは4月28日の第11節柏戦(0-0)から先発3人を入れ替え、DF袴田裕太郎、MF渡邊一仁、FWイバがスタメンに復帰。アウェーの京都は前節徳島戦(0-0)から先発1人を変更し、FW大野耀平が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
先手を取ったのは京都だった。前半12分、右後方のDF石櫃洋祐が右足で絶妙なアーリークロスを供給。ニアサイドに飛び込んだ大野がダイビングヘッドでゴールを陥れた。大野は初先発で今季初ゴールをマークした。
横浜FCはMFレアンドロ・ドミンゲスが強烈なミドルシュートを打ったが、GK清水圭介が横っ飛びで阻んだ。京都も前半28分、MF庄司悦大がロングフィードを蹴り入れ、抜け出したMF小屋松知哉がPA左の深い位置からマイナスに戻す。これをMF重廣卓也が落とし、MF福岡慎平がPA手前の位置から左足で狙ったが、ゴール左に外れた。
流れをつかめなかった横浜FCだが、前半のうちに試合を振り出しに戻す。前半アディショナルタイム2分、FWイバがエリア内のレアンドロ・ドミンゲスにスルーパスを通し、FW戸島章が左足でネットを揺らした。
1-1で前半を折り返すと、後半開始と同時に横浜FCはFW斉藤光毅がピッチに入った。4-2-3-1にシステムを変更し、1トップにイバ、2列目は右から戸島、レアンドロ・ドミンゲス、斉藤と並んだ。17歳アタッカーの投入で攻撃のスイッチを入れようとしたが、次の1点を奪ったのは京都だった。
後半2分、福岡がレアンドロ・ドミンゲスに倒され、PA右深い位置でFKのチャンスを獲得する。DF石櫃洋祐が右足でクロスを入れると、イバにクリアされたこぼれ球にMF仙頭啓矢が反応。胸トラップからボレーで叩き込んだ。
京都は流れを渡さず、後半15分、最終ラインにプレスをかけた重廣がボールを奪取。そのままエリア内に侵入し、GKとの1対1を制して右足で流し込んだ。後半23分には大野に代えて闘莉王がFWに入り、後半39分からは最終ラインに下がった。横浜FCは斉藤光を中心にゴールに迫ったが、5バック気味に固めた堅守に阻まれ、1-3で敗れた。
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