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長谷部フランクフルトが“5年ぶり”屈辱…守備崩壊止まらず前半6失点

ゲキサカ / 2019年5月6日 11時48分

長谷部フランクフルトが“5年ぶり”屈辱…守備崩壊止まらず前半6失点

[5.5 ブンデスリーガ第32節 レバークーゼン6-1フランクフルト]

 ブンデスリーガは5日、第32節を行い、MF長谷部誠が所属するフランクフルトはレバークーゼンに1-6で敗れた。長谷部はリベロの位置で先発し、公式戦21試合連続でフルタイム出場を続けている。

 レバークーゼンは前半6発のゴールショーを展開した。まずは前半2分、左サイドからMFチャルレス・アランギスが鋭いクロスを入れると、19歳のMFカイ・ハフェルツがコンパクトに左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。電光石火で先制すると、13分には左右に振ってマークをずらし、FWユリアン・ブラントが押し込んだ。

 オープンな展開となり、前半15分にフランクフルトも1点を返す。MFフィリプ・コスティッチのミドルシュートが相手DFに当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。守備陣が機能しない中でも長谷部は見せ場を作る。前半17分、GKの脇を抜いたシュートを打たれ、カバーに入った長谷部がゴールライン上でクリアし、難を凌いだ。

 それでも、崩壊は止まらない。レバークーゼンは23分にも波状攻撃で押し込み、PA右からの折り返しをFWルーカス・アラリオが頭で叩き込み、3-1。28分にはMFチャルレス・アランギスがエリア内に鋭く仕掛け、左足シュートでゴール上部をぶち抜いた。

 なおもゴールラッシュは止まらず、前半34分にもロングフィードで抜け出したFWケヴィン・フォラントが折り返し、FWユリアン・ブラントが押し込んだ。5-1とした前半27分にはFKのクリアを試みたヒンテレッガーのヘディングがゴールマウスに吸い込まれてしまい、無念のオウンゴールで6点目を献上した。

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)との過密日程を戦った疲労はピークか、1-6と大敗したフランクフルト。長谷部を中心にした堅守をベースにアタッカー陣がチャンスを仕留めてきたが、2013-14シーズンの開幕節ヘルタベルリン戦以来となる大崩壊。公式戦4試合未勝利となった。
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