[MOM608]東洋大MF坪川潤之(4年)_志願のPKと思い起こした得点パターン
ゲキサカ / 2019年5月7日 22時23分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.6 関東大学L1部第5節 東洋大3-1中央大 柏の葉]
唯一の開幕4連敗。初勝利を目指した東洋大の主将MF坪川潤之(4年=矢板中央高)は責任を感じていた。「蹴らせてほしい」。前半22分の先制点の場面。攻撃の中心であるMF松崎快(4年=大宮ユース)が獲得したPKだったが、坪川はキッカーを志願した。
「僕が自信を持って蹴りたいと思った。あのシーンは大事な1点だったので、僕に蹴らしてほしいと言ったら、快もいいよと言ってくれたんです」
ボールを置いた坪川はゆっくりと後退り。そして立ち止まって深呼吸。心を落ち着けて助走に入り左足を振り抜く。ボールは勢いよくゴールネットに突き刺さった。
さらに何といっても大きかったのは2-1と1点差に詰め寄られて迎えた後半38分、左サイドから崩しにかかる味方を信じて右サイドで待ち構える。するとDF野崎玲央(4年=大宮ユース)のヘディングから浮き球が坪川に渡る。坪川が合わせたシュートは、「本当に大きかった」と胸をなでおろす3点目となった。
チームで士気を高めて臨んでいた。2日に駒澤大に逆転負けを喫したあと、4日のミーティングで昨年の試合のビデオを観ることになった。その試合は昨年10月28日の早稲田大戦。6-1で大勝した試合だったが、古川毅監督が「ゴールを取るイメージを植え付けるために」観るように指示したのだという。
同試合で坪川も1得点をしていたが、そのゴールも今回のダメ押し点と同じ、右サイドで待ち受けて蹴り込んだゴールだった。これについては「僕はよくあそこを狙っているので」とニヤリとした。
また今季は2戦連続ハットトリックを記録した立正大FW人見拓哉や、駒澤大の主将DF星キョーワァンら矢板中央高の同級生が関東大学リーグで大活躍しているが、「気になりますけど、僕は東洋のことしか考えていない」とキッパリと話した。
「何とかこの仲間で勝ちたい。まだ始まったばかりなので、巻き返したいです」
この勝利を価値のあるものにするためには、次が大事になる。ただ“史上最高”をテーマに掲げる東洋大がここで満足することはないはずだ。
(取材・文 児玉幸洋)●第93回関東大学L特集
この記事に関連するニュース
-
冷静に自分たちの良さ出した後半に4発。帝京が積極スタイルの栃木U-18を突き放して2連勝
ゲキサカ / 2024年7月1日 4時6分
-
筑波大がJ1首位町田をジャイキリ!!PK戦死闘を制し3回戦へ
ゲキサカ / 2024年6月24日 18時1分
-
U-16インターナショナルドリームカップが開幕。勝負へのこだわり、世界4強の基準求めるU-16日本代表がウクライナに6-0快勝
ゲキサカ / 2024年6月20日 6時37分
-
筑波大エースFW内野航太郎が起死回生の後半AT弾!パリ五輪滑り込みも狙う19歳「自分は大舞台に強い」
ゲキサカ / 2024年6月13日 8時12分
-
菅野が超ロングシュートを好セーブ!札幌がJ3富山の進撃止めて2年連続ルヴァン杯8強進出!!
ゲキサカ / 2024年6月9日 16時2分
ランキング
-
1【バスケット】男子五輪代表で川真田の落選が波紋「あのキャラは必要」「八村が馴染めるか…」
東スポWEB / 2024年7月8日 18時56分
-
2元横綱・白鵬の宮城野親方、“部屋再興計画”が崩壊危機 弟子4人が新たに引退し、序ノ口まで番付を落とした炎鵬は年寄株が襲名できない崖っぷち
NEWSポストセブン / 2024年7月8日 16時15分
-
3「日本人気質が出ちゃう」 ロッカーにいた大谷翔平の“ちょい照れ”が話題 球宴選出でお辞儀
THE ANSWER / 2024年7月8日 20時3分
-
4BreakingDown溝口勇児氏、週刊誌取材に反論 「少しは自分たちで調べろよ」「徹底的に応戦します」
J-CASTニュース / 2024年7月8日 14時45分
-
5岩政大樹監督がハノイFCの指揮官を辞任…リーグ3位&カップ準優勝も「新たな挑戦を求めて日本に戻りたい」とクラブに伝える
超ワールドサッカー / 2024年7月8日 22時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください