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誰にも信用されていなかったコンパニ!? ペップもアグエロも「打つな!!」

ゲキサカ / 2019年5月7日 12時19分

DFビンセント・コンパニとジョゼップ・グアルディオラ監督

 指揮官もエースも思っていたようだ。「シュートを打つな」と――。

 マンチェスター・シティは6日に行われたプレミア第37節でレスター・シティをホームに迎えた。今節の試合を終えているリバプールと勝ち点2差の暫定2位。勝利すれば優勝に王手をかけるが、敗れれば形成が一気に逆転する状況で迎えた一戦だった。

 スコアレスで試合が進む中、後半25分にマンチェスター・Cが先制に成功する。得点を記録したのはDFビンセント・コンパニだった。DFアイメリック・ラポルトから横パスを受けると、ボールを運んで右足を一閃。勢いよく飛び出したボールはネットに突き刺さり、チームは1-0の完封勝利を収めた。

 大仕事をやってのけたコンパニだが、英紙『ミラー』によると、チームメイトのFWセルヒオ・アグエロは「彼にはシュートを打つなと言っていたんだけど(笑)」と冗談交じりに振り返っており、ジョゼップ・グアルディオラ監督も「パスしろ、とにかくパスだ」と考えていたようだ。

『ミラー』は、08-09シーズンにマンチェスター・Cに加入したコンパニがボックス外からゴールを決めたのは初めてというだけでなく、この5年間でボックス外からシュートを打つこと自体が初めてだったと紹介。パスを受けたコンパニにレスターの選手はまったくプレッシャーをかけていなかったように、シュートを打つとは相手も思っていなかったようだ。
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