[球蹴男児U-16リーグ]ライバルから高評価受ける神村学園MF畠中 「責任と覚悟をもって臨んでいきたい」
ゲキサカ / 2019年5月13日 19時52分
[5.4 球蹴男児U-16第2節 熊本国府高 3-2 神村学園高 大津町運動公園多目的広場]
神村学園高は前日の初戦が2-0から逆転負け。この日はMF畠中健心の2ゴールによって2度リードしながらも、再び逆転負けを喫した。
指揮を執った栢野裕一コーチはもう1点を取り切るようなメンタル的な強さやボールを持ちながら周囲を上手く活かせずにノッキングしてしまっている点、守備でも体力面や「組織的じゃなくなった時に失点している」点を指摘。畠中は「いつも先生からは、自分のやりたいことがチームのためになれば個性で、ならなければわがままと言われている。メンタルの部分が、自分たち中等部の時から弱かったので、日常生活から見直さないといけないと思います」と課題の改善を誓っていた。
神村学園のエース番号「14」を背負う畠中は、国体鹿児島県選抜候補のチームメートである鹿児島実高MF守岡晃希が「国体で会ったんですけれども、凄く的確な声で運動量もあって凄いなと思いました。ライバルでもあるけれど憧れでもあります」と話すほどのプレーヤー。柔らかいボールタッチと判断の速さで勝負している。
この日は2得点の活躍。一方で自分の課題について「調子が良い時と悪い時の波があって、良い時は周りを見ながらシンプルにできていると思うんですけれども、悪い時は本当に自分のことで精一杯になってやれていないと思います」。周囲とコミュニケーションを取りながら、自分の良い時間を増やすことを目指していく。
チームは5日の長崎総合科学大附高を5-1で快勝。先発起用されたMF比良柊斗が2得点の活躍を見せ、抜け出し鋭いFW李珍榮やMF若水風飛らが勝利に貢献し、畠中も2試合連続となるゴールを決めた。神村学園は続く昨年2位・東福岡高との一戦も試合終盤に追いついて1-1ドロー。畳み掛ける力や粘り強さを発揮しだしたチームの中で「14番しっかりもらったので責任と覚悟をもって臨んでいきたい」という畠中は、波をなくしてエース番号に相応しい活躍を続ける。
(取材・文 吉田太郎)
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