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同点被弾を悔やむ川崎F大島「あそこでパスミスしなければ…」

ゲキサカ / 2019年5月7日 22時59分

2失点目を招いた川崎フロンターレMF大島僚太

[5.7 ACLグループH第5節 川崎F2-2上海上港 等々力]

 川崎フロンターレは2-1で迎えた後半26分、MF大島僚太のパスミスが相手のカウンター攻撃を招き、痛い引き分けにつながる同点ゴールを奪われた。試合後、報道陣の前に立った大島は「そこでパスミスしなければ……」と責任を背負った。

 川崎Fにとっては負ければ決勝トーナメント進出の可能性がなくなる大一番。開始直後にFWフッキのゴールで先制点を献上したが、前半のうちにFWレアンドロ・ダミアンが同点ゴールを決めると、後半21分にはDF谷口彰悟がヘディングで決め、逆転に成功した。

 だが、後半26分にMFオスカルのクロスをフッキに合わせられて再失点。この起点となったのが大島だった。「背後を狙おうと思っていたが動き出しがなかったので、迷っている間にあそこのパスコースになってしまった」。周囲の連携にも問題はあったが、まずは自らに責任を向けた。

 相手はフッキ、オスカル、FWエウケソンといった強力攻撃陣を揃えており、一つのミスの怖さは試合前にも共有していたという。それだけに攻撃のタクトを振るう背番号10は「一発があるチームにあそこでパスミスしなければ……という思いがある」と悔しさをあらわにした。

(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ

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