「Jリーグにはない」“国内王者”川崎Fを追い詰めた2度のオスカル→フッキ弾
ゲキサカ / 2019年5月8日 6時35分
[5.7 ACLグループH第5節 川崎F2-2上海上港 等々力]
川崎フロンターレを追い詰めたのは上海上港の元ブラジル代表コンビだった。電光石火の先制点も、ドローに持ち込んだ同点弾も、いずれもMFオスカルのロングパスからFWフッキが決めた形。川崎Fの選手からは口々に「Jリーグにはない」といった主旨の言葉が聞かれた。
1点目は前半7分、オスカルのフィードにフッキが抜け出す流れから生まれた。ボールにはDF登里享平がアプローチしており、クリアは成功するかと思われたが、猛スピードで加速したフッキが先にボールにタッチ。そのままGKチョン・ソンリョンまでかわして流し込むという規格外の一発だった。
さらに川崎Fの1点リードで迎えた後半26分、今度は制空権を握られた。MF大島僚太の縦パスが相手に奪われると、オスカルが左サイドを突破。川崎F守備陣が陣取るゴール前を避け、ファーサイドに配球されたクロスは、またも登里の頭上からフッキに合わせられ、角度のないところからネットを揺らされた。
試合後、FW小林悠は「鬼さん(鬼木達監督)も言っていたけど、Jリーグじゃ失点しないようなところ。スピードを感じた試合だった」と違いを指摘。DF谷口彰悟も「最後の失点もこのレベルになると、クロスも入り方も質が高い。なかなかJリーグでは出会えないものだった」と振り返った。
その一方で谷口は「だからこそ防げなかったのが悔しい」という心境を吐露。鬼木監督もアジアの差を言い訳にはせず、「やられる形ではなかったが、ACLは常々そういうところから失点することがあった。パスミスもそうだが、その後の対応を詰めていかないといけなかったので残念」と述べ、さらなる進化を誓った。
(取材・文 竹内達也)●ACL2019特設ページ
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