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プレミア勢が史上初の独占!西メディア「ロンドンが欧州サッカーの首都になるだろう」

ゲキサカ / 2019年5月10日 8時8分

CL決勝はリバプールvsトッテナム、EL決勝はチェルシーvsアーセナルに

 2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)とヨーロッパリーグ(EL)のファイナリストは、すべてプレミアリーグ(イングランド)所属のチームとなった。データサイト『オプタ』によると、欧州カップ戦で同国4チームが決勝に進むのは史上初めてのことだという。

 欧州CLでは近年、レアル・マドリーが3連覇を果たすなどリーガ・エスパニョーラ勢が躍進。プレミアリーグ勢は、リバプールが昨シーズンに決勝進出を果たしたが、2011-10シーズンのチェルシー以降、優勝は遠ざかっている。ELでは、2016-17シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが優勝を果たしているが、こちらもリーガ勢の活躍が目立っていた。

 しかし、今シーズンはリーグ戦でハイレベルな戦いを繰り広げているプレミア勢がヨーロッパの舞台でも本領を発揮。欧州CLでリバプールがバルセロナ相手に4得点を奪い、大逆転で2年連続となるファイナル進出を決められば、トッテナムも2戦合計0-3の状況からアヤックスをアウェーゴール差で下し、クラブ史上初の決勝進出を果たした。

 ELでは、アーセナルがバレンシアを連破。2戦合計7-3で1999-2000シーズン以来19年ぶりの決勝に駒を進めた。MF長谷部誠を擁するフランクフルトとの死闘の末、PK4-3で勝利をおさめたチェルシーも6シーズンぶりに決勝進出。ヨーロッパの舞台で“ビッグロンドン・ダービー”が実現した。

 この結果を受けて、スペイン『アス』はツイッター(@diarioas)で「プレミアリーグにとって歴史的なシーズン」と綴ると、「決勝の4チームのうち(リバプールを除く)3チームはロンドンだ。ロンドンがヨーロッパサッカーの首都になるだろう」と驚きをもって伝えた。

 なお、EL決勝は今月29日にバクー・オリンピックスタジアム(アゼルバイジャン)で開催。欧州CL決勝は6月1日にエスタディオ・メトロポリターノ(マドリード)で行われる。

【EL決勝】
(5月29日、バクー)
チェルシー 28:00 アーセナル

【CL決勝】
(6月1日、マドリード)
トッテナム 28:00 リバプール
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