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女子W杯メンバー発表 なでしこジャパン高倉麻子監督会見要旨

ゲキサカ / 2019年5月10日 17時1分

―グループリーグで対戦する3か国の印象は?
「アルゼンチンはFIFAランク37位ですが、トリッキーなプレーも多く、南米の選手らしく強引にゴールを狙ってきたりだとか、簡単な試合にはならない。初戦の難しさもあります。スコットランドは新鋭ではありますが、最近の試合でもいい試合をしているので、決して侮れない。未知の力という意味ではアメリカ、ドイツや開催国のフランスが優勝候補としてあげられているが、どこが勝ってもおかしくない大会になると思う。一つひとつ戦っていくだけ。山じゃない試合はないけど、予選の3つは慎重にかつ大胆に戦っていきたい」

―改めて目標を。
「難しい挑戦ではあるが、優勝は目指さないかぎり手に入れることはできないので、優勝を目指したい。ベテラン選手には月並みではあるが自分たちの経験、本番にしかない緊張感、不測の事態が起きると思うので、支えてもらいたい」

―攻撃陣に期待すること。
「近年、女子サッカーのレベルが急速に上がっている。私自身も選手自身も感じる中で、皆さんもご覧になっていると思うが、後ろ向きには戦いたくない。オンで武器を発揮できる選手と、オフの中で戦える選手がいるが、この選んだ選手たちというのは、どの組み合わせになっても、何かを作り上げることができるのではないかという期待を持たせる選手が多い。劣勢な試合であっても、コンビネーションを作ったときに、鉄のDFを翻ろう出来る崩しが出来ると楽しみにしている。田中(美南)選手の得点力も大きな期待を持っていたが、考えた結果、この選手たちを選びました」

―前回大会経験者も少ない中で、チームを作る上で必要になっていくこと。
「なかなかメンバーを固めないので、固めて戦った方がいいのではという意見も聞こえましたが、いろいろな状況の中でメンバーを組めなかったということがあった。ただ普通は固めて戦うだろうの普通が私にとっては普通ではない。いろんな選手の可能性を最後まで見極めながらということを選手にも伝えている。あと1試合、スペインとの親善試合がありますが、練習の中でも大会中にもチームの成長はみられると思うので、期待しながら戦いたい」

―阪口選手は初戦に間に合う?
「初戦もターゲットにしているが、招集をして彼女自身のパフォーマンスがどこまで上がってくるかをみないといけない。選手のコンディションと、どれだけ研ぎ澄ましてグラウンドに立ってくれるかということで、メンバーも決まってくるのではないかなと思います」

(取材・文 児玉幸洋)●女子ワールドカップ2019特集

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