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[関東大会予選]「楽しく、伸び伸びと」サッカーをする専修大松戸、技術とアイディア表現して4発で関東進出!:千葉

ゲキサカ / 2019年5月12日 9時33分

 専大松戸は自由な攻撃をする一方で、守備も考え、声がけをして相手のビルドアップを封鎖。中川と宮岡賢太郎(3年)の両CBやGK中山海渡(2年)も積極的にビルドアップに参加し、左SB遠藤太一(3年)と右SB鈴木浩大(3年)の両SBも前に出て攻撃に厚みを加えていた。

 専大松戸は19分にも交代出場FW須賀涼斗(3年)の右クロスが相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。吉川の右足シュートは敬愛学園GK中山京介(3年)に阻まれたが、24分に追加点を奪う。遠藤の右CKをニアの武富がそらすと、ファーで詰めた吉川が右足で決めてハットトリックを達成した。

 普段、走りのトレーニングも、筋トレもしない、時に2週間のオフもあるという専大松戸だが、トレーニングの中で身につけたゲーム体力を発揮し、最後まで走り切って4-2で快勝した。毎日のトレーニング、3年間を「楽しい!と思って終わってもらうのが一番。サッカーは楽しいものなので」と野村監督。その中で一人一人が上手くなることと創造性を求め、パス&コントロールやゲームトレーニングを繰り返しているというチームは、県準決勝という舞台で指揮官も「表現してくれました」と目を細めるサッカーをしてのけた。

 選手たちも日々のトレーニングを楽しみながら、成長。左SB遠藤は「サッカー楽しいんですよ。めっちゃ楽しくて攻撃的に行こうというのも自分好きで、みんな攻撃的な選手だし、自由にまずゴールにガンガン向かっていくのが楽しくてそれをみんなでやろうという話でやっています」と語り、CB中川は「凄く自由にサッカーをやれている感じがしています。こうしろとかああしろとか形にハマったチームではないので自由に、みんながどんどんアイディア出してというサッカーができていると思います」と笑顔だった。

 次は関東大会。まだまだ、ボールロストの多さや守備の甘さもあるが、そこは一人一人の止める、蹴るや、奪う技術を向上させることでレベルアップさせる。中川は「大会をやるからには優勝を目指すのはもちろんなんですけれども、一人一人が上手くなって、サッカーを楽しむということが一番なので、そこはブレずにやっていきたいと思っています」。県外の強豪相手でも自分たちらしくサッカーを楽しみ、伸び伸びと戦い抜く。

(取材・文 吉田太郎)

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