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[関東大会予選]初出場の2年生MF福島が大仕事!真岡が後半ATの劇的ゴールで3年ぶりV!:栃木

ゲキサカ / 2019年5月13日 10時25分

 それでも、後半は佐野日大のペースに。前への圧力が増してMF狩野佑太(3年)らが高い位置でボール奪取。そして、DFラインを押し上げ、MF青柳魁明(3年)や黒板のロングクロスやFKからチャンスを作った。16分には左WB渡部碧(3年)からのクロス、30分には右WB青柳のクロスがそれぞれゴール前のFW早瀬心乃佑(3年)に入る、だがシュートはわずかに枠を外れてしまう。また、真岡はCB久保直己(3年)やCB塚原拓夢(2年)、長身GK上野真央(3年)中心に粘り強い対応を見せ、攻撃面でも相澤敬や高田、MF川内凉輔(3年)がサイド、PAへ割って入る動きを見せていた。

 互いに複数の交代カードを切って、終盤へ、連戦の疲れがある中での攻防戦となったが、セカンドボールを収めた真岡が仕掛けの回数を増やす。走力も強みとする真岡は、右SB伊藤が強引に縦へ仕掛けてクロスへ持ち込んだほか、左SB柳尚吾(3年)もPA近くまで侵入。そして、縦横無尽の動きを見せる相澤雄や相澤敬がボールに絡んで攻め続け、劇的な決勝点によって栃木王者となった。

 真岡の川上栄二監督は「悔しい思いをした分、昨年の先輩の分もという気持ちを表現してくれた」と目を細めていた。真岡は昨年、県新人戦が初戦、関東大会予選とインターハイ予選はいずれも2試合目でPK戦敗退。選手権予選も佐野日大との準々決勝を2-3で落としている。惜敗続きだった先輩の悔しさを後輩たちが晴らす優勝だった。

 相澤雄は「今年はとにかく仲が良くて、勢いがあるというか、その勢いに乗って決勝も勝てたと思います。今まで味わったことがないくらいの嬉しさを味わうことができました」と素直に優勝を喜び、すぐに気を引き締めていた。「みんな自信になったと思います。でも、ここで天狗にならずに自分たちのプレーを心掛けて、下で繋ぐ、粘り強く、泥臭く、インターハイも戦いたいと思います」。インターハイ予選では今大会不参加のプリンスリーグ勢・矢板中央高などのライバルを上回らなければならない。ここからまたレベルアップして県タイトル連覇、全国切符獲得を目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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