リーグ1敗V逸リバプール…クロップ監督「来季はより完璧に…」

　プレミアリーグをわずか1敗で終えたにも関わらず、優勝を逃すことになったリバプールのユルゲン・クロップ監督は、今季を「信じられないぐらいすばらしかった」と総括しつつ、来季は「かぎりなく完璧を目指さなければならない」と語った。『ESPN』が伝えている。

　12日のプレミアリーグ最終節で、リバプールはウォルバーハンプトンに2-0で勝利。今季を30勝7分1敗の勝ち点97で戦い終えた。しかし首位のマンチェスター・シティもブライトンに4-1で快勝。32勝2分4敗の勝ち点98とし、勝ち点1差で史上まれにみるハイレベルな優勝争いに決着をつけた。

　クロップ監督は「シティがあのクオリティやパワー、経済力、スタッフを抱えているかぎり、他のチームが勝つのは簡単ではないだろう」としつつ、「だからこそ私たちはかぎりなく完璧を目指す必要がある。プレミアリーグを制覇するためにはね。これはそういうレベルの話なんだ」とコメント。

　しかしリバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝に進出することが決まっている。「まだチャンピオンズリーグ決勝が残っている。こちらもとても特別なタイトルだ」と切り替えを強調すると、「このチームはリバプールの歴史の中でも最高のチームの一つだ。それは間違いない」と欧州一を決める戦いに向け、今年こその想いを強めたようだ。
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