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U-20代表GK茂木秀という“桜の大器”。195cmの大型、カレーライス1.4kg完食の大食漢

ゲキサカ / 2019年5月14日 7時12分

練習試合の2本目を無失点に抑えたGK茂木秀(C大阪)

[5.13 練習試合 U-20日本代表 5-0 全日本大学選抜]

 若き桜の守護神がU-20ワールドカップに挑む。茂木秀(もぎ・しゅう)はU-20日本代表チーム最長195cmの高さを誇る左利きの大型GK。「ハイボール処理、シュートストップを見てほしい」。規格外のサイズと明るい性格を持ち、特大のポテンシャルを秘めた大器だ。

 桐光学園高で選手権を経験し、2017年にセレッソ大阪に入団。プロ3年目の今季までトップチームの出場はないが、C大阪U-23で計3214分間、J3リーグで試合経験を積んできた。代表候補として招集されるようになったのは昨年から。ひたむきな居残り練習が実を結び、同世代のライバルたちを追い越す進化を遂げた。

 そんな努力家の素顔は「うるさい」「イジられキャラ」という声も選手から聞こえる、明るいキャラクター。一部では大食漢としても知られ、C大阪選手行きつけのパスタ屋では普段、大盛り2杯を平らげるという。また、先日はカレーライス大盛り「1.4kg」を完食。食欲旺盛、ハングリー精神も旺盛な日本の元気印が、世界の難敵に食い下がる。

 昨年のU-19アジア選手権はメンバー外だったが、A代表初招集が見込まれる大迫敬介(広島)に代わるGKとして白羽の矢が立った。今年は継続して代表合宿に招集され、順当にメンバー入り。GK谷晃生(G大阪)も負傷で欠く今、その存在はより大きくなった。

「僕にとっては初めての世界大会。予選から一つひとつ勝って、結果を残したい。国を背負う重圧はありますが、いつも通りプレーしたい」。世界基準のサイズを誇る大型GKは覚悟を決め、決戦の地ポーランドに乗り込む。

(取材・文 佐藤亜希子)
●U-20ワールドカップ2019特集ページ

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