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帝京が桐生一に逆転勝ち!14年ぶり参戦のプリンスリーグ関東で暫定3位に浮上し、インハイ予選へ!

ゲキサカ / 2019年5月20日 15時12分

 オープンな攻め合いとなった終盤、桐生一は若月の突破から29分、38分にビッグチャンス。だが、帝京はGK冨田篤弘が1対1の強さを発揮していずれもストップする。桐生一は41分にもGK塩澤のフィードから若月が相手DFをひっくり返したものの、帝京GK冨田が三度1対1を阻止。DFの粘り強い守備によって2点目を許さなかった帝京が43分に決勝点を奪った。

 帝京はセカンドボールを繋いでPAへパス。これを中瀬が胸で落とすと、最後は「良い落としが来たので決めるだけでした。当てれば入るなと。前節の(デビュー戦だった三菱)養和戦で2回くらい絶好球があって、それを決めきれなかったので出たら決めてやろうと思っていた。決められて嬉しいです」という交代出場MF宮下が右足でゴール左にねじ込んだ。

 名門・帝京にとっては14年ぶりのプリンスリーグ関東参戦。横浜FMユースや東京Vユースなど “全国トップクラス”との真剣勝負を重ね、7試合でわずか1敗と貴重な経験と自信を得ている。この日は湘南ですでにルヴァン杯デビューしている若月のスピード、強さを体感。日比監督は「あの“基準”の中で成長させてもらっている」と語っていた。注目世代だった昨年からメンバーは大きく入れ替わっているが、先輩たちが勝ち取ってくれた場所で帝京は時に失敗も経験しながら進化を続けている。

 帝京は2010年以来、9年ぶりの全国出場を懸けたインターハイ東京都予選で準々決勝から登場。2勝すれば全国出場が決まる。この日公式戦2試合目の出場で殊勲のゴールを決めた宮下は「これから厳しい試合が多いんですけれども、全員で一致団結していけたらいいと思います。(個人的には)常にゴールというのを頭に入れてチームが辛い時もゴールで結果を残してチームを助けられるような選手になりたいです」と誓い、鳥木は「こういう相手とやって良い経験をすることができているので、インターハイとか選手権でこの経験を活かせるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。プリンスリーグで得た経験、勝負強さを発揮して今年こそ、全国切符を掴む。
 
(取材・文 吉田太郎) ●高円宮杯プリンスリーグ2019特集

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