桐生一FW若月大和「自分は『全然、物足りないな』」。“誤審”から大逆転の先輩見て感動し、再確認した“湘南プライド”
ゲキサカ / 2019年5月19日 21時38分
「昨日の(湘南の)試合を見て、今日のこの試合だと本当に周りにもがっかりさせてしまったと思います」と若月は首を振る。「ボールをゴールまで持っていくことに夢中になってしまって、抜いた後の落ち着きというのがいつもよりは確実に無かったかなと思います。きょうのようなミスは『もうしない』という覚悟を絶対に持って。同じことを繰り返すような選手にはなりたくないです」。
特に前半はボールを受けようとし過ぎて、パスの出し手とタイミングが合わず。田野豪一監督は「やろうとしていることが多すぎて、(他の選手たちと)マッチしていなかった」と指摘する。ただし、各対戦チームの徹底マークをどう攻略していくか、考えながらプレーしていること、貪欲に成長しようとしている姿勢は間違いなくプラスの部分。「一皮むけるためには良い課題。壁を乗り越えてほしい」と期待していた。
桐生一が全国で飛躍するためには彼の活躍が不可欠。また、若月が湘南やU-17日本代表の一員として世界やJリーグで活躍するためには、もう1ランクレベルアップしなければならない。若月は「自分もあの世界で戦うんだったら、本当に覚悟を決めないといけない。自分には西川潤(桐光学園高、C大阪内定)のような上手さがあるわけではない。ひたむきに、ひたすらガツガツやることで周りも見てくれているので、そういうプレーをこれからも増やして、自分の武器を桐生第一や、湘南の武器にできるように頑張っていきたいです」。チームメートとの連係も高め、現時点ではまだまだ足りないと感じた覚悟、“湘南プライド”をより持って試合へ。そして、どの試合でもゴールを決め、必ずチームを勝たせる。
(取材・文 吉田太郎) ●高円宮杯プリンスリーグ2019特集
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