昨年からの経験者、左DF石井が帝京に“幸運な”同点ゴールもたらす
ゲキサカ / 2019年5月20日 1時29分
[5.18 高円宮杯プリンスリーグ関東第7節 桐生一高 1-2 帝京高 あずまサッカースタジアム]
帝京高(東京)は注目の左DF石井隼太(3年)が同点ゴールを決めた。0-1の後半14分、左サイドから得意の左足で上げたクロスは強風に乗ってそのまま逆サイドのネットにゴールイン。石井は相手のプレッシャーを気にしてボールを置く位置がズレていたこと、そしてミスキックが「ラッキーゴール」になったことを認めていた。
FC東京U-15むさし出身の石井は、昨年からのレギュラー。昨年末のフェスティバルで負った怪我によって今年のプリンスリーグ関東序盤戦の出場が危ぶまれていたが、それでも開幕直前に復帰して後方からチームを支えている。
この日は空中戦での強さなどを発揮していたが、一方で特長である左足のキック精度はまだまだ。昨年からプレースキッカーを務め、左足クロスは重要な得点源だけに、本人も改善することを誓っていた。
昨年はMF三浦颯太やFW佐々木大貴(ともに現日本体育大)という東京を代表するタレントがいた。昨年に比べて今年は飛び抜けた個がいないと言われる帝京だが、14年ぶりに参戦しているプリンスリーグ関東で現在暫定3位。石井は特別な選手がいない分、よりチームで戦うことができていると説明する。
「去年は(三浦)颯太くんや(佐々木)大貴くんに頼っていた部分があったと思っていて、でも今年のチームは凄い上手い選手はいないんですけれども、味方全員でカバーしたり、声を掛け合ったりして、そういうところが勝てているのかなと思っています」
その中で彼にはチームリーダーとしての自覚を持っている。6月にはインターハイ予選で全国に挑戦。「去年から出させてもらってみんなが経験していないことができたりしていると思っているので、そこはしっかりと練習中や試合中に前向きな声がけとかできたらなと思っています。プリンスの強い相手とやれているので、東京のインターハイ予選でも力を発揮して油断せずに勝てれば良いと思います」。経験者として良い影響をもたらし、全員で白星と全国切符を掴む。
(取材・文 吉田太郎) ●高円宮杯プリンスリーグ2019特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
強豪校CBが味方へ苛立ち「触るなよ!」 弱さ露呈も大役任され「変わらないと」…“5番”の誓い
FOOTBALL ZONE / 2024年9月20日 7時30分
-
抜群のスピードでゴール量産。開志学園JSC高FW阿部日夏太が“今度こそ”打倒・帝京長岡を果たし、選手権での活躍、代表・選抜入りへ
ゲキサカ / 2024年9月19日 15時55分
-
[NBチャンピオンシップU-16] 2016年創部の上越が初出場初優勝!飛躍期す新潟の新鋭は、「ここが始まり」
ゲキサカ / 2024年9月17日 9時17分
-
「乗り越えなきゃいけない壁」に直面している両雄が探す浮上のきっかけ。終盤にスコアが動いた流経大柏と青森山田の強豪対決は2-2の痛み分けに
ゲキサカ / 2024年9月10日 12時46分
-
1、2年時の悔しさも胸に。186cmの注目CB吉村太希は「また鹿実が全国の舞台に戻ってこれるように」
ゲキサカ / 2024年8月30日 15時44分
ランキング
-
1元大関・貴景勝が現役引退を発表 年寄・湊川を襲名 大関在位30場所 首など度重なるけがに泣く…21日に会見
スポーツ報知 / 2024年9月20日 18時29分
-
2大谷翔平「50-50」でも満場一致MVPは無理? MVP有力視も「僅差」予想...韓国メディア
J-CASTニュース / 2024年9月20日 14時59分
-
3記録ずくめの大谷翔平が「タッチの差」で唯一逃した大記録 3発、6安打、10打点で「51―51」も
スポーツ報知 / 2024年9月20日 14時49分
-
4「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
5《破局後に即ブロック》バレー女子日本代表監督・眞鍋政義氏、不倫相手に「チームの内部情報」を漏洩か「あいつはあれと付き合ってんねん」 本人は不倫を否定
NEWSポストセブン / 2024年9月20日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください