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目標は全国ベスト4。個の強化、攻撃型の3-4-3システムに挑戦中の実践学園が東京朝鮮撃破!

ゲキサカ / 2019年5月20日 19時40分

 追いつかれていれば、東京朝鮮に飲み込まれていたかもしれない。だが、GK宗像岳(3年)を中心に相手の反撃を凌いだ実践学園は22分、永瀬を起点に左ハイサイドへ抜け出したMF佐伯紘汰(3年)が中央へラストパス。これに走り込んだ佐藤が右足シュートをゴールに突き刺して2-0とした。

 東京朝鮮もキム・スソンの突破などからチャンスを作ったが、終盤は4バックに変更してバランスを高めた実践学園が2-0で強豪対決を制した。実践学園がチームの“色”を変更させたのには理由がある。2年前は関東大会、インターハイ、選手権の全てで東京都予選を突破し、都1部リーグも制覇。そのチームでも全国では初戦敗退を喫した。全国トップの戦いに加わるため、もう一段階上に行くため、また選手の将来も考えて「再チャレンジしている」(深町監督)。役割を明確化したことで、個で負けない強さに加えて、責任感が生まれることも期待されている。まだまだ不安要素はあるが、それでも3トップの個の強さを押し出した攻撃サッカー破壊力十分だ。

 佐藤は「自分たちのチームでは個の部分を大事にしていて、そこでどれだけできるか。でも、(きょうのように)個だけになった時が自分たちの悪い時。ワンツーとかで抜いたりする時はいい試合になっている。応用力を持って戦いたい」と語った。今年は新人戦で敗れて関東大会予選出場を逃したこともチームのエネルギーに。この日、先制ヘッドに加え、相手のCFをマンマークして封じる役割も果たした竹原は「OBの先輩たちを越えていくために全国ベスト4という目標を掲げたので、まずは東京でナンバー1になれるように頑張っていきたい。(今後も相手の)CFを封じ込むためにインターセプトや1対1の対人の部分は負けないようにしたい」と誓った。東京を勝ち抜くだけでなく、その先へ。目標を持って個を磨き、チーム力を高める。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2019

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